ドローン検定3級(正式名称:無人航空従事者試験)を受験してきました。
2か月前の4級に引き続いての受験です。
本記事はドローン検定3級を受験してきた体験記になります。
試験会場(大阪)はどこにあるのか、どんな雰囲気なのか、何人くらい受験していたのかなどになります。
あわせて、ドローン検定3級の難易度と勉強法についても簡単に紹介させていただきます。
受検してみた感想ですが、結論から言うと・・・
- ドローン検定3級の難易度は低い
- お手軽・簡単にドローンについての基礎知識を得たい人にはおすすめ
となります。
ドローン検定3級を受験しようかなと考えているあなたは参考にどうぞ。
ドローン検定3級の受験体験記
大阪会場は新大阪丸ビル別館
試験会場は前回の4級と同じ新大阪丸ビル別館でした。
新大阪丸ビルはJR新大阪駅東口から徒歩3分ほどになります。
地下鉄御堂筋線新大阪駅から行く場合は、東口まで10分ほど歩きますのでご注意ください。
(東口は駅舎の東の一番端っこ、そして地下鉄新大阪駅は西の端なので)
新大阪丸ビル別館は名前は丸ビルだけど丸くない四角いビルです。
まだ真新しい綺麗なビルですよ。
5月に受験したときは1階と4階の2か所に試験教室がありました。
だけど今回は4階だけでした。
4階まではエレベーターでもエスカレータでも行くことができます。
ドローン検定とは関係ありませんが、4階の廊下でジャーナリストの須田慎一郎さんをお見掛けしました。
隣の部屋で講演会をしていたみたいです。
受験者の内訳
教室は100名ほどの規模の大きさでした。
教室の入り口で検温をしてから入ります。
受験者の内訳は下記の通り(ホワイトボードに書かれていました)。
2級23名、3級52名、4級6名
合計81名、半分以上が3級の受験者です。
7月度の今回は1級試験は実施していないようです。
ほとんどが20~30代の男性ですが、女性も数人いました。
年配の人もチラホラですね。
欠席者は1人か2人だと思います。
会場の雰囲気は、緊張感などはなく静かな雰囲気です(というか私自身が緊張感ゼロです)。
試験に関する注意事項
15:00から試験に関する注意事項の説明がはじまります。
説明はあらかじめ録音しているものを流す方式です。
大した注意事項はありません。
スマホの電源は切るとか通信機能付きの腕時計は使用不可とか・・・
試験開始より30分経過後は途中退出可能となります。
受験票は机の左上に出しておきます(試験中に回収されます)。
受験票は回収されますが、後日(受験日の10日後くらい)あらためて受験番号の記載されたはがきが届きます。
そのはがきに記載されている確認番号で合否確認がweb上でできます。
試験時間は90分だが・・・
15:10分より試験開始、試験時間は90分です。
4級も3級も2級も共通の試験時間です。
正直90分は長いです。
絶対にそんなにかからないので、60分でいいような気もします。
私の場合、所要時間は以下の通りでした。
- 50問解く→12分
- 全問見直し→10分
- マークシート記入→5分
- 記入ミスの確認(2回)→3分
これで大体ちょうど途中退出時間の30分となります。
もちろん途中退出しましたよ(合格を確信)。
大体、4分の1くらいの方が30分で途中退出していた感じです。
ドローン検定3級を受験してみた感想(難易度など)
ドローン検定3級の難易度は低い
ドローン検定3級は簡単な検定です。
知識の有無を問われる問題ばかりで、ほぼ公式テキストからの出題。
知っているなら簡単に正解しますが、知らないと解けません。
なので勉強をすれば合格確実ですが、勉強をしなければ合格はできません。
ただ、覚えることは多くはなく、また複雑でもありません。
ドローン検定3級の試験範囲
ドローン検定3級の試験範囲は下記になります。
- 基礎知識、物理学、工学、気象、専門知識、法令
このうちの「物理学(基礎力学)」が4級には無く、3級から追加される試験範囲です。
それ以外は4級も3級も試験範囲は同じです。
「基礎力学」という名前がいかに専門的で難しそうですが・・。
中学校レベルの数学や物理の知識で対応できます。
それ以外の「工学」とか「気象」とか「法令」とかも名前だけ聞くと難しそうですが、内容的には全く難しくはありません。
ドローン検定3級の試験問題
実際に受験してみたドローン検定3級の試験問題は、ほぼテキスト通りの出題でした。
見たことない問題が1割程度ありましたが、テキストに書かれていることや他の演習問題の類推から解くことができます。
また、4級には無く3級から追加される「基礎力学」に関する問題は4問出題されていました。
全50問中40問正解で合格なので、「基礎力学」を勉強しなくても合格は可能ということになります。
ドローン検定3級の試験勉強はテキストを読むだけ
ドローン検定3級の勉強法は公式テキストを読んで演習問題を解くだけです。
知識ゼロから勉強する場合でも、テキストを2周すれば合格確実な難易度です。
最悪、前日にテキストを1回通読するだけでも合格できるかもしれません(←おすすめはしません)。
ちなみにテキストをはじめから終わりまで読むのにかかる時間は約4時間です。
私はすでに4級を受験していたので、2か月ぶりにテキストを開きました。
ほとんど忘れているかなと不安でしたが、演習問題を解いてみると9割以上正解できました。
8割以上正解で合格ラインですが、念のため、あらためてテキストを通しで読みました。
試験勉強は1週間前から開始、トータル5~6時間ほどやりました。
公式テキストは良書です
公式テキストは、ドローンに関する基本的な知識が体系的にまとめられています。
ドローンの勉強をはじめたい人にとってはとても良い参考書だと思います。
まず解説があり、その後に演習問題があるという構成。
インプットとアウトプットが効率良くできる構成ですので、公式テキストを通読すれば基礎知識が自然と身に着きます。
まとめ
ドローン検定3級は難易度的にはとても簡単な検定です。
試験問題は9割が公式テキストからの出題となります。
勉強法は公式テキストを2回通読しましょう。
そうすれば合格レベルに達することができます。
また、3級では4級になかった試験範囲「基礎力学」が追加されますが、中学校レベルの数学と物理で対応できるので心配無用です。
「基礎力学」が全く分からなくても合格は可能ですので、物理が苦手でも4級ではなく3級にチャレンジすることをおすすめします。
ドローン検定3級は受験することで(公式テキストを読むことで)、簡単にドローンについての基礎知識を身に着けることができます。
テキストは難しい内容ではなく、読み通すのにそれほど時間もかかりません。
ということで、ドローン検定3級は手軽に基礎知識を得たいあなたには最適な検定ですよ♪
追伸
受験から1週間後の月曜日に合否確認用のハガキが届きました。
結果は無事合格!
自己採点したら満点でした~。
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