ども、アラフィフおやじのオクラです
ネット記事でドローン検定のことが書かれているのを読んだことがあります。
ドローンには将来性があるので有望な資格・・・みたいな記事だった記憶が。
それ以来、ずっと気になっていたんです、ドローン検定が。
2021年春にソニーがドローン機体を発表して、「おっ!ドローン時代が本格的にはじまるのか」・・・と思わせるニュースもありましたよね。
ということで、ドローン検定を受験してきました。
ドローン検定は1級から4級までの4つのグレードがあります。
今回、一番下位の4級を受験してきたので、受験会場や試験内容の紹介をさせていただきます。
これからドローン検定を受験しようと考えている方は参考にどうぞ。
ドローン検定4級を受験してみた感想と結論
ドローン検定4級を実際に受検してみた率直な感想です。
忙しいあなたのために、いきなり結論を述べさせていただきますね。
結論
ドローンに関係する仕事に就いている、あるいは就職・転職を考えているなら取得しておいて損はない。
ただし、4級ではなく3級から受験したほうがいい。
ドローン関係の仕事に就いている、ドローンに興味がある、そんなあなたにとってドローン検定はとてもいい資格です。
ドローン検定があなたにとって良資格である理由は下記の通り。
- 手軽に体系的な基本知識が身につく
- 許可承認申請時のメリットが見込める
- コスパがいい(時間的経済的な負担が少ない)
難易度は高くない、簡単に基礎知識が身につく
わたしはドローンとは全く関係のない職業です。
「おもしろそうだな」という理由で受験しました(資格取得が趣味です)。
独学で勉強して無事一発合格できました。
ドローン検定4級は公式テキストを2回読めば合格確実な難易度です。
必要な勉強時間は8~10時間程度。
公式テキストはドローンに関しての初歩的な知識が体系的にまとめられています。
なので、ドローン検定の勉強をすれば、基礎知識を手軽に身につけることができますよ。
ドローン関係の仕事ならメリットも大きい
また、ドローン検定を取得すると、国土交通省への許可承認申請時に操縦者の資格について証明書を添付できるというメリットもあるそうです。
(・・・審査に対してどれくらいの効果があるかは不明ですが)
ドローン検定3級、4級の取得コストは安い
ドローン検定取得の費用は公式テキスト代+受験料です。
公式テキストは2,420円。
受験料は4級3,200円、3級6,600円なのでトータルコストは6,000~12,000円程度。
勉強に要する時間も10時間ほどなので経済的にも時間的にも大きな負担にはならないのがいいですね。
4級も3級も勉強する範囲はほぼ同じ
4級も3級も試験問題は公式テキストから出題されます。
そして3級の出題範囲は4級に「基礎力学」を追加しただけになります。
正直、勉強する労力的にはあまり変わらない分量です。
なので4級を受験するなら3級を受験したほうがいいのでは、と感じました。
↓ドローン検定の概要、4級の勉強法、3級を受験したほうがいい理由はこちらの記事をどうぞ
【ドローン検定4級】はどんな資格?一発合格への勉強法と注意点
ドローン検定4級を独学で受験して合格しました。ドローン検定の全般的な特徴や一発合格のための勉強方法です。また、4級ではなく3級から受験したほうがいいと感じた理由も紹介していますので参考にしてください。
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ドローン検定4級の受験体験記
大阪会場の受験場所は新大阪
ドローン検定の試験は日本全国で実施されています。
各都道府県ではなく、いくつかのエリアに分けて試験会場が設置されているようです。
なので、地方の方は他県で受験しなくてはいけない場合もありのようです。
試験申し込み時に受験会場を選択して申し込むようになっています。
わたしは大阪会場(大阪市)で申し込みをしました。
申し込んでからしばらくすると「受験票」のハガキが届きます。
ハガキには受験番号、試験日、試験会場と住所などが記載されています。
試験会場は「新大阪丸ビル別館」というところでした。
何を勘違いしたのかわたしは試験前日の夜まで梅田にある丸ビルだと思い込んでいました。
(・・・昭和生まれのおやじは丸ビルと言えば梅田の丸ビルしか思い浮かばないのです)
念のためにグーグルマップで駅からの徒歩時間を調べようとハガキの住所を見て新大阪だと気づきました。
気づいてよかったです。
JR新大阪駅は東西に長い
受験日は2021年5月23日(日)。
試験の受付開始は14:30で説明が15:00からです。
地下鉄新大阪駅には14:25に到着しました。
試験会場の新大阪丸ビル別館はJR新大阪駅の東口から徒歩2分です。
JR新大阪駅の駅舎は東西に長い建物です。
そして地下鉄新大阪駅は西の端、東口は東の端となります。
なので地下鉄利用の場合、東口まではそこそこ歩きます(10分くらい)。
地下鉄利用者は時間に余裕をもって試験会場へ向かいましょう。
東口への出口を出ます。
東口の外はちょっとした広場になっています。
ちなみにこのあたりは30代の前半頃住んでいたのでむっちゃ土地勘があります。
土地勘はあるけど、記憶が薄れているのと昔なかった大きなビジネスホテルとかがあったりで少し戸惑いました。
新大阪丸ビル別館は、ほんとに東口から徒歩2分でした。
ビルは丸くない普通の四角いビルでした。
ほとんどが3級受験者だった
丸ビルへは14:40に到着。
ロビーにドローン検定のロゴ入りポロシャツを着た関係者の方がいました。
検温と手指消毒をします。
教室は1階と4階に分かれているようです。
わたしは1階で受験です。
ちなみにドローン検定の正式名称は「無人航空従事者試験」です。
教室はさほど大きくありません。
中学、高校の教室より少し大きいくらいの会場です。
2人掛けの長机が縦に11個、それが3列あります。
机は2人掛けですが1人づつ座ります。
この教室では1級は4人、2級は5人、3級19人、4級は2人が受験するようです。
(ホワイトボードに席次表がありました。)
3級が一番多いですね。
んで、4級は圧倒的に少ないです。
この受験人数の差も4級ではなく3級を受験したほうがいいと思った大きな理由です。
↓ドローン検定3級の受験体験記はこちら
【ドローン検定3級】の受験体験記、手軽に基礎知識が習得できる!
ドローン検定3級の受験体験記です。試験問題や難易度に関しての紹介です。勉強法についての紹介もあります。ドローン検定3級を受検しようか考えている方は参考にどうぞ。
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試験に関する注意点
15:00から試験に関する説明がはじまります。
特に注意するようなことはありません。
スマホの電源を切るとかです。
ちなみに電卓は使えません(使うような問題も出ませんが)。
途中退出可能時間は試験開始30分後からとなります。
ドローン検定4級の試験内容と難易度
15:10から試験開始、試験時間は90分です。
試験問題は、テキストと同じ問題ばかりです。
全50問中1問だけテキストにはなかった問題が出ました。
頭を使うこともなく考え込むこともなくスラスラ解けます。
10分で解き終わりました。
公式テキストをしっかりやっておけば、全く難しさはありません。
時間が余りすぎなので、もう一度最初から見直しました。
正誤を問われる問題で注意するのは、問われているのが「間違えているもの」なのか「正しいもの」なのか間違えないようにすることです。
マークシートに記入して、記入漏れや記入ミスがないか2回チェックします。
少し待って15:40になったら途中退出しました。
合格を確信(っていうか満点かも)。
<追記>
後日、自己採点したらやっぱり満点でした~♪
まとめ
ドローン検定4級を受験した感想をまとめます。
ドローン検定4級は簡単、手軽に取得できる資格です。
勉強することによってドローンに関する基本知識が得られます。
試験問題はほぼ公式テキストからの出題です。
なので公式テキストをしっかり読んでおけば確実に合格できます。
ドローン検定はこんな人におすすめ!
「ドローンに関係する業界で働いているのでスキルアップしたい」
「ドローン関係の職業に就きたいので資格が欲しい」
「ドローンに興味があるので基本的な知識を得たい」
あなたにそんな気持ちがあるなら取得しておいて損はない資格です。
ただし、4級ではなく3級を受験することをおすすめします。
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