この記事はこんな人におすすめ
- 試験の正解率を簡単に良くしたい人
- 受験直前の人
資格試験が趣味なんです。
年に2つくらいのペースで受験しています。
いつもそれなりに頑張って勉強するんですが、アラフィフなので記憶力がかなり低下しているのが悩みのタネ・・・
衰えた記憶力では勉強した内容がなかなか覚えられません。
なので、試験の際に少しでも正解率があがるような方法を心がけています。
5つのテクニックを紹介します。
全て受験当日、試験本番にできるものばかり。
合格に近づくための参考にどうぞ。
試験での正答率を上げるための5つのテクニック
労力はほとんど不要、余計な努力ゼロで合格する確率が向上する秘訣を5つ紹介します。
1、記憶をすぐに書き写す
方法:なかなか覚えきれないものやよく忘れるキーワードなどをテスト開始と同時に書き写す。
覚えてもすぐに忘れてしまう内容をとにかく試験開始直前まで必死で覚えておく。
そして、試験開始と同時に問題用紙の余白に覚えてたことを速攻で書き写す。
語呂合わせの語呂とかも忘れそうなら書き写す。
忘れそうな事柄をいったん紙に書いてしまいます。
試験の最中は、焦ってしまい覚えていたはずのことが思い出せないなんてことがたまにあります。
でも、書き写してしまえば確実。思い出す必要がありませんので。
時間をかけて何もかもすべて書き写すのではなく、重要で忘れそうなポイントだけにしましょう。
2、消去法で選択肢を減らす
方法:選択問題の正解が分からない場合、消去法で選択肢を減らす。
違うであろう選択肢を消して、4択を3択に、3択を2択にしましょう。
そして、残った選択肢から選びます。
ほんのわずかですが、正解する確率が増えることになります。
3、問題をランク付けする
方法:後で見直すかどうか決めるため、解いた時に問題をランク付けしておく。
例えばわたしの場合、自信ありの答えには問題の横に☆印、自信ないけどゆっくり考えたら分かりそうなものは△印をつけます。
考え直しても知らないので分からない問題は無印とします。
試験をすべて解き終わり、見直しの時間ができた時にランク付けした目印を利用します。
絶対に落とせない問題、つまり自信ありの☆印を確実に正解するために、☆印のものをまず見直します。
さらに点数をアップするため、時間に余裕があれば次に△印を見直すようにします。
資格試験の多くは、暗記型のテスト、つまり記憶した知識を問うものばかりです。
分からないものはちゃんと覚えていない、もしくは知らない知識なので考えても無駄となります。
なので、知らない問題である無印のものは見直しません。
ランク付けは問題を解いた際に同時にしておくのがコツ。大した手間ではありません。
この作業をしておくと、後でどれが優先的に見直すべき問題だったかが分かり、効率的に正解率をあげることができます。
4、最初の答えを優先
方法:正解がどちらか迷ったら最初に正解だと思ったほうを答えにする
後で見直した時に、最初に考えていたのと違う答えが合っているように感じることがたまにありますよね。
先の答えか、後からの答えなのか・・・・はっきり自信を持って決められない。
そんなときは「最初の答えが正解している確率が高い」そうです。
昔からある受験テクニックですが、実はこれ、科学的に正しいかどうかの根拠はありません。
この方法で正解率が上がるという説もありますが、逆に下がるという説もあります。
メリットは、決断する根拠を決めておくことで無駄な時間や試験後の後悔を断ち切ることができるということ。
なので、私は無駄な時間を省くために最初に正解だと思ったほうを答えにするようにしています。
どちらか決められない場合の方法です。自信を持って後からの答えが正しいと思った場合はそれを答えとしましょう。
5、記入ミスをチェックする
方法:解答用紙への記入ミスがないか必ずチェックする。
解答欄へ正しく記入できているかチェックしましょう。
書き間違えはないか、違う番号を答えてないか、漏れはないか。
特にマークシート方式の場合は間違って記入してしまうことがたまにあります。
気づかずにズレて記入してしまって、ごっそり間違えてしまうことも・・・
なので必ず記入ミスがないか確認しましょう。
私は必ず2回チェックします。1回目は前から、2回目は後ろから。これで100%記入ミスは防げます。
注意点
紹介した方法は知っているか知らないかを問うような「知識暗記型」の試験に有効です。
暗記型の資格の例
例えば私が受験したことのある資格では危険物取扱者、ファイナンシャルプランナーなどが暗記型に該当します。
それ以外にも日本の資格試験のほとんどは知識暗記型の試験です。
(解答が選択式かつマークシート方式の試験はほぼ暗記型です。)
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暗記型でない資格の例
簿記のような「実践型」の試験では紹介したテクニックは通用しませんので注意してください。
簿記ではとにかく過去問を何度もやる、訓練する勉強が必要です。
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あたり前のことですが、どんな資格でも正解率を上昇させる一番の方法はしっかり勉強すること。
基本の努力は怠らぬよう頑張りましょう。
まとめ
一生懸命勉強したなら絶対に合格したいですよね。
わたしも経験があるんですが、わずか数点だけ足らずに不合格となることもあります。
そんな悔しい思いをしないためにも、紹介した5つのテクニックを実践してみてください。
- 覚えていることをすぐに書き写す
- 消去法で選択肢を減らす
- 問題をランク付けする
- 迷ったら最初の答え
- 解答用紙の記入ミスをチェックする
負担にならずにすぐできるものばかりです。
この記事が少しでもあなたの合格への後押しになれればうれしいです。
読んでいただきありがとうございました。
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