
ども、オクラです。
大阪万博、とても楽しみですよね。
でも、「行く予定だけど何か注意点はある?」と悩んでいませんか?
先日、家族4人で万博のテストランに参加してきましたので、これから訪問するあなたのために私の体験を紹介させてもらいます。

みんな実際に役立つ情報が知りたいのでは…

大丈夫です、体験したからこそ分かる注意点と対策をお伝えします!
しっかり準備しないまま当日を迎えると、予想外のトラブルで時間を浪費したり、不便な思いをしてせっかくの万博体験が台無しになります。
これから紹介する注意点や対策を参考に、スムーズに会場を観覧してください。
本記事は2025年4月6日のテストラン時点での情報です。開幕後は改善、変更等が実施されている可能性もありますのでご注意ください。
アクセス方法~車で途中まで行く時の駐車場はどの駅がいいのか
大阪万博へのアクセス方法として、公共交通機関の利用が基本ですが、車で行きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
万博会場への自家用車での乗り入れはできません。残念ながらマイカーで万博会場へ直接行くことはできないんです。
車で行く場合はP&R(パークアンドライド)となり、最寄りの公設駐車場からシャトルバスに乗り換えて会場へ向かう方式です。
ただし、P&Rの駐車場は前日までの事前予約が必要。
予約なんてめんどうだから、OSAKAメトロ(地下鉄)沿線の駐車場に車を停めて電車で向かおうと考えている人もいるのではないでしょうか。
私も途中まで車で行って、OSAKAメトロに乗り換えました。
前もって駐車場の場所や料金、混雑状況を確認しておくことで、当日スムーズに会場へ向かえます。
大阪市内在住の私が、おすすめ駐車場を考えてみましたので参考にしてください。
万博は大勢の人が押し寄せますので空き駐車場がない場合もあります。公共交通機関またはP&Rの以外での訪問は自己責任でお願いします。
OSAKAメトロ中央線沿線のおすすめ駐車場
会場最寄りの夢洲駅まで直接車で行くのではなく、手前のOSAKAメトロ中央線の駅周辺にある駐車場を利用し、そこから電車に乗り換える場合どこの駅がいいのでしょうか。
電車を乗り換えるのは面倒なので、できるだけ近くの駅まで行きたいですよね。
結論から言うと、谷町四丁目駅から弁天町駅までの駅周辺の駐車場がいいかと思います。
中央線の谷町四丁目駅から弁天町駅までの間には、いくつかの駐車場がありますが、駅によって料金体系や混雑具合が異なります。
また、平日と土日祝でも駐車料金が異なります。
表にまとめたので参考にどうぞ。

どの駅の駐車場がおすすめなの?

総合的に見ると弁天町駅周辺が狙い目です
駅名 | エリア特徴 | 平常時平日最大料金(目安) | 平常時土日祝最大料金(目安) | コスモスクエア駅までの所要時間 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
谷町四丁目 | 官庁街/ビジネス街/大阪城 | 高額 | 不明 (データ少) | 約22分 | △ |
堺筋本町 | ビジネス/問屋街 | 高額 (2000円超) | 中程度 (900-1200円) | 約20分 | △(土日祝○) |
本町 | 大阪の中心的ビジネス街 | 超高額 (2500円超) | 中程度 (800-1500円) | 約18分 | △(土日祝○) |
阿波座 | ビジネス/住宅地 | 中~高額? (データ少) | 不明 (データ少) | 約16分 | △ |
九条 | 京セラドーム/住宅地/商店街 | 中程度? (データ少) | 不明 (イベント注意) | 約14分 | △(イベント注意) |
弁天町 | 複合施設/住宅地 | 手頃 (700-1000円) | 手頃 (600-1200円) | 約12分 | ◎ |
朝潮橋 | 住宅地/体育館周辺/工場 | 手頃 (データ少) | 不明 (イベント注意) | 約10分 | △(イベント注意) |
大阪港 | 観光地(海遊館) | 安価(予約)~中程度 | 高め/混雑必至 | 約7分 | △(土日祝混雑) |
コスモスクエア | インテックス大阪/ATC | 極安価 (330-600円) | 安価 (500-1200円) | 約5分 | △(イベント注意) |
大きなイベント施設がある九条(京セラドーム)、朝潮橋(中央体育館)、コスモスクエア(インテックス大阪)はイベントと重なると、料金が高くなったり駐車場の確保が非常に困難になるので注意が必要です。
総合的にみると弁天町駅周辺は駐車場が多く、全日料金の設定もあるため、比較的利用しやすいでしょう。
ただし、料金や空き状況は変動するため、事前に目的の駐車場の情報を調べておくことを強く推奨します。
まとめると、万博に車で行くなら以下の対策が有効です。
万博観覧時の注意点と対策
大阪万博を心ゆくまで楽しむためには、いくつかの注意点と、それに対する事前の対策が欠かせません。
テストランに参加した経験から、特に重要だと感じたポイントをお伝えします。

万博に行く前に知っておくべき具体的なことって何?

体験に基づいて、特に注意すべき5つのポイントと対策をまとめました!
食事はどうする~高い、まずい!?どこで食べる?
会場内の飲食店、食事の価格は高めに設定されています。
具体例として、たこ焼きが1,800円で販売されており、これは一般的な市場価格の2倍から3倍に相当します。

食事代、けっこう高くつきそう…?

コストを抑えたいなら、お弁当やおにぎりの持参が良いです!
幸い、お弁当やおにぎりの持ち込みは許可されています。
飲み物に関しても、ペットボトルやマイボトルの持ち込みが認められています。
会場内の随所にベンチが設置されていますがテーブルのあるところは限られていました(飲食店の前とかだけ)。
レジャーシートを広げてお弁当を食べれるような芝生スペースは見当たりませんでした。
そのため、主にベンチに座って食事をとることになります。
テストランでは、お昼時はどこの飲食店も混雑していました。
わが家は「まねき」というお店で「究極のえきそば」を食べたのですが30分以上待ちました。
開催中はテストラン時より2〜3倍の入場者数が予想されます。
ランチ難民になって食事にありつけないかもしれれませんので、食事はどうするかあらかじめ決めておくと良いかと思います。
QRチケット~便利だけど不便な点も!
入場時やパビリオン予約ではQRチケットを使用します。
QRチケットとは、大阪万博への入場やパビリオン予約で使用する公式スマホアプリで表示するデジタル形式のチケットです。

会場への入場時だけでなく、予約したパビリオンに入る際にも提示が必要になります。
タイミングによってアプリへの再ログインを求められる場合があるため、スムーズな入場のために事前の準備が大切です。
次のような準備・対策をしておくと安心ですよ。
推奨される準備・対策 | 理由 |
---|---|
google パスワードマネージャーへログイン情報を記憶させておく | 再ログインを求められることが多い |
事前のスクリーンショット | アプリがすぐに開かない、再ログインを求められた場合への備え |
紙に印刷したQRコード持参 | スマートフォンの故障やバッテリー切れなど、万が一のトラブル対策 |

スマホが使えなくなったら、入場もパビリオン予約もできなくなるの?

万が一に備えて、紙に印刷したQRコードも持っておくと安心ですよ
QRチケットは非常に便利ですが、スマートフォンに依存する側面もあります。
スクリーンショットや紙での印刷などの準備をしておくことで、安心して万博を楽しめるでしょう。
モバイルバッテリー~いつもより減りが早いかも!
大阪万博では、スマートフォンの役割が非常に大きいです。
QRチケットの表示、専用アプリでのパビリオン予約、会場マップの確認など、多くの場面でスマートフォンを使用します。
頻繁に使うのと、位置情報を取得しているからなのかバッテリーの減りが早いです。
私の場合、入場から退場まで(9時から18時)で、バッテリー残量が95%から15%まで減りました。
普段は1日で30〜50%くらいしか減らないので、かなりの減り具合です。
会場内には、自由に使える充電サービスやコンセントが見当たらなかったため、自分で対策する必要があります。
モバイルバッテリーを持参すれば、バッテリー残量を気にすることなく、万博アプリの機能を使ったり、仲間と連絡を取り合ったりでき、安心して万博を楽しむことができます。

スマホの電池切れが心配…

モバイルバッテリーがあれば安心ですよ
公式サイトのダウン~これは困るよ、対策はある?
大阪万博を楽しむ上で、公式アプリは便利なツールとなりますが、注意が必要な点があります。
多くの人が同時にアクセスすることで、アプリからリンクされている公式サイトが閲覧できなくなることです。
これは、ウェブサイトへのアクセスが集中し、サーバーが処理しきれなくなるために起こります。
実際に、お昼時に食事場所を調べようとしても、アプリからグルメ情報がみれずに困りました。
スマートフォンの電波状況が悪いわけではなく、万博関連以外のウェブサイトはスムーズに表示されました。
なので問題は携帯電話の電波ではなく、公式サイト側のサーバーにあるのは間違いありません。
テストランでこれなので、本開催中はサイトダウンの心配も・・・

会場で情報が見られないと困るな…

事前の情報収集と準備が非常に重要になります
当日の混乱を避け、スムーズに万博を楽しむためには、レストランの場所や各パビリオンの位置、当日のスケジュールなどを、あらかじめ調べておくことを強くおすすめします。
事前の準備が、当日の快適さを大きく左右するでしょう。
夏場の暑さ~熱中症対策は必須!

万博会場では日差しを遮る場所が限られています。
ゆっくり休憩できるような大きな日陰は大屋根リングの下くらいしか見当たりませんでした。
暑い時期の訪問を計画している方は、熱中症などを防ぐため、万全の暑さ対策をして出かける必要があります。

具体的にどんな暑さ対策グッズを持っていけばいいんだろう?

帽子や日傘、冷却グッズの準備がおすすめです
対策グッズ | 効果・ポイント |
---|---|
帽子・日傘 | 直射日光を避ける |
携帯扇風機 | 風を送って涼感を得る |
冷却タオル・シート | 水や気化熱で首元などを冷やす |
塩分タブレット | 汗で失われる塩分補給 |
凍らせた飲み物 | 体内から冷やし、水分補給にもなる |
日焼け止め | 紫外線対策 |
マイボトル | 給水ステーションで水を補給 |
会場内にはマイボトルを洗浄したり、給水できる装置がいくつか設置されています。
自販機も多めに設置されています(現金不可のようでした)。
夏場はしっかり水分補給して、暑さ対策も万全にして、万博を楽しみましょう。
訪問したパビリオンの感想
限られた時間の中でどのパビリオンを訪れるかは、大阪万博の満足度を左右する重要なポイントです。
今回のテストランで実際に訪れたパビリオンの紹介です。
ドイツパビリオン、ガンダム NEXT FUTURE パビリオン、よしもと waraii MY EXPO、Pasona Natureverseの順にご紹介します。
あくまで個人の感想ですが、皆さんのパビリオン選びの参考になれば嬉しいです。
ドイツパビリオン

「循環」をテーマにした、環境問題について考えさせられるパビリオンです。
可愛らしいキャラクター(サーキュラー)の音声ガイドに従って、楽しみながら学ぶことができます。

特に印象的だったのは、円形のミラールームです。
まるでモダンな宇宙船の中にいるかのような感覚を味わえました。
展示内容は子供も楽しめる科学博物館のような雰囲気で、家族連れにもおすすめです。

子供も一緒に楽しめるのかな?

はい、市立科学館のような雰囲気で、小さなお子様も楽しめる展示内容ですよ
学びとエンターテイメントが融合した、知的好奇心を刺激されるパビリオンです。
ガンダムパビリオン NEXT FUTURE PAVILION

未来社会におけるガンダムの可能性を体感できるパビリオンです。
テーマ性はありつつも、難しい説明よりもエンターテイメント性に振り切った展示が特徴といえます。
そのクオリティは非常に高く、まるでユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションのようでした。
今回観覧した中では、個人的に一番満足度が高かったです。

ガンダムのことよく知らないけど楽しめました!
迫力ある体験を求める方には、ぜひ訪れてほしいパビリオンのひとつです。
よしもと waraii MY EXPO
お笑いでおなじみの吉本興業が出展するパビリオンです。
正直なところ、展示物だけを見ると、その意図を掴むのが少し難しいと感じました。
どうやら、併設されているステージでのお笑いライブやショーを楽しむことがメインのようです。
タイミングが合えば、生のパフォーマンスを観覧できるかもしれません。

どんな展示が見られるんだろう?

展示よりも、併設ステージでのライブショーを楽しむのが中心のようです
展示そのものよりも、ライブエンターテイメントに期待したい方向けのパビリオンといえるでしょう。
Pasona Natureverse

生命の素晴らしさや未来のテクノロジーをテーマにしたパソナの運営によるパビリオンです。
「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」といった手塚治虫作品のキャラクターが登場し、生命科学について紹介しています。
特に、実際に拍動するiPS細胞から作られた心臓(iPS心臓)の展示は、非常に小さかったですが、生命の神秘を感じて感動しました。
また、四角柱型の大型液晶モニターがダイナミックに動く映像ショーも迫力があります。
ただし、最前列で見ると全体像が掴みにくいかもしれません。

最新技術に触れられるのかな?

はい、特にiPS心臓の展示は感動的でしたよ
生命科学や最新の映像技術に関心がある方には、興味深い体験ができるパビリオンです。
まとめ

この記事では、テストラン参加者の実体験を基に、あなたが大阪万博をスマートに楽しむための具体的な注意点と対策をお伝えしました。
まとめると次のとおりです。
特に、スマートフォン関連の準備(は、当日の快適さを大きく左右する重要なポイントです。
これらの点を参考に万全の準備をして、忘れられない万博体験を楽しんできてください。