G.W.に奈良県にある長谷寺に行きました。
ぼたんまつりに訪れるためです。
大阪市内からマイカーにて訪問。
少し遠めの駐車場に停めて、参道をのんびり歩いて長谷寺まで行ってみました。
ぼたんまつりは長谷寺が一番混雑する時期となります。
本記事では駐車場の混雑状況、ぼたんの様子(見ごろ)などを紹介いたします。
「長谷寺へ訪問する予定だ」
「ぼたん祭りに行ってみたい」
そんなあなたは参考にどうぞ。
長谷寺について
長谷寺は奈良県桜井市にある真言宗豊山派の寺院です(総本山)。
西国三十三ヵ所第8番札所となります。
長谷寺は「花の御寺(みてら)」とも呼ばれ一年を通してさまざまな季節の花が美しいことでも有名。
また、古くから観音信仰の聖地としても親しまれています。
ご本尊は十一面観音像(重文)で高さ10メートルもあり、圧倒的な存在感。
春と秋に「本尊大観音尊像特別拝観」が行われ、十一面観世音菩薩立像の御足に触れてお参りできます(別途1,000円必要)。
混雑していたので今回は特別拝観はしませんでした。またあらためてお参りしたいと考えています。
長谷寺のぼたんまつり
長谷寺のぼたん
長谷寺は1年を通して様々な花が楽しめることでも知られています。
なかでも一番有名なのが「ぼたん」です。
ぼたんまつりは4月中旬~5月上旬に開催されます。
春の終わりごろから、約150種7,000株ものぼたんが本堂への登廊を中心に咲き誇ります。
昔、中国(唐)の后(きさき)の馬頭夫人(めずぶにん)が長谷寺の観音様に祈願をし、願いがかなえられたお礼に宝物を送りしました。
そのなかに牡丹の種があったのが、現在境内に牡丹が植えられているゆえんだそうです。
「ぼたん」について
ボタンって普段は目にする機会が少ない花ですよね。
植物園でしか見たことがありませんでした〜
ということで、少しボタンについて調べてみました。
原産地は中国です。
一説では奈良時代に渡来したともいわれ、昔から日本人に愛されてきた花です。
ボタンは草ではなく木(落葉低木)です。
原種は3メートルもあるそうです。園芸用の品種は1~1.5mです。
花の形は一重咲、八重咲、千重咲、万重咲など多様ですが、一般的にはいくつもの花びらが重なる大ぶりの花で知られています。
「百花の王」や「花中の王」とも言われ、花の代表格です。
その他にも「富貴草」「富貴花」「花王」「花神」「天香国色」「名取草」「深見草」「二十日草」「忘れ草」「鎧草」など多くの別名があります。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉にもあるように、美人の代名詞でもあります(今では使いませんが)。
通常は4~5月に開花しますが、冬季に咲く寒牡丹や冬牡丹もあります。
ボタンは薬用としても用いられます。
効用は消炎、解熱、止血・鎮痛、浄血など。
漢方では主に婦人病系の薬用として配合されるようです。
ぼたんまつりの見ごろ
結論:見ごろにこだわらず、都合にあわせて訪問するのがおすすめ
訪問したのは5月4日の祝日、ゴールデンウイークの真っ最中です。
残念ながら牡丹は1週間ほど見頃を過ぎている感じでした。
ぼたんまつりは4月半ばからGW最終日までなので、4月末頃が見頃なのかもしれません。
ただ、その年の気候によって左右されるので絶対ではありませんが。
長谷寺はとても立派で美しいお寺です。
山中にあり、緑も多く清々しい気分の味わえる場所。
なので「牡丹の見ごろを目指して」というよりも「長谷寺でリフレッシュ」という目的で訪れるのがいいかと思います。
ぼたんまつりの期間中なら、確実にぼたんの花を楽しむことができます。
ということで、花の見ごろにこだわるより、自分自身の都合やお天気にあわせて訪問するのがおすすめです。
駐車場選びのポイント
結論:歩くのが苦手でなければ遠くの駐車場がおすすめ
混雑時期の駐車場選びのポイントは次の2点です
- 近くの駐車場に停めたいなら早めに到着する
- 空き待ちやうろうろするのが嫌なら初瀬(はせ)観光センターに
駐車場は欲張らずに遠くのにすると結局のところ楽だったりします(歩くのはしんどいけど)。
今回、10時に到着しましたが、長谷寺に近い駐車場は全て満車でした。
満車だと空車待ちや空きを探したりがめんどくさいです。
人もどんどん増えてくるので、狭い道路もあり、車を進めること自体がめんどくさい。
なので歩くのが苦にならない人は遠くの駐車場に停めるのがおすすめです。
今回わたしは、初瀬観光センターに駐車しました。
駐車場から長谷寺まではゆっくり歩いて10分強ほどかかります。
門前町である初瀬の町並みやお店を散策しながらなので楽しく歩くことができました。
訪問時の様子
訪問時の様子を写真付きで紹介いたします。
駐車場は初瀬観光センターを利用
初瀬観光センターは国道165号線沿いにあります。
駐車場が併設されています。料金は1日500円。
駐車場は広いです(正確には不明ですが50台以上駐車できそう)。
10時到着時点では数台しか停まっていませんでした。
帰り(12時前)でも半分も埋まっていなかったので、時間帯によらず空きはありそうですね。
初瀬の町(門前町)を散策
駐車場からすぐ、国道165号線沿いに門前町への入り口があります。
最初は民家ばかりですが、5分ほど歩くとしもた屋とお店が混じります。
ちょうど中間地点あたり、左手に大きな駐車場があります。
「いせ辻駐車場」という名前のようです。
ゲート式なので気軽に利用しやすそうですね。
ここからだと長谷寺までは徒歩5〜6分でしょうか。
「いせ辻駐車場」は10時過ぎの時点では満車でした。
ここから先にも駐車場はありますが、人通りが多くなり道幅も狭くなる箇所があります。
狭いし人混みなので通過がめんどくさそう。
この先の駐車場は満車となります。
う回路で長谷寺方面に抜けることになります。
長谷寺に近づくにつれ、お店も人も多くなります。
長谷寺
長谷寺に到着。
人は多いですが広いので混雑感はありません。
入山料は500円です。
参拝ルートは登廊→本堂→五重塔のコースで行くことにします。
こちらは観光案内の写真でよく見る登廊。
ところどころに鉢植えのボタンが置かれています。
横手にボタンが植えられていますが、見頃は過ぎた感じですね。
ちょっと残念。
登廊の途中に宝物館があります(無料)。
展示物が多く見ごたえありです。ゆっくり鑑賞して30分ほどかかりました。
登廊の石段は399段、登りきったところが本堂です。
山中にある本堂はとても眺めがいいです。
向こうの山あいに五重塔が見えました。
この後、五重塔→本坊へ。
その先、下山途中に休憩所があります。
お土産屋さんときれいなお手洗いが併設されています。
再び門前町を歩いて初瀬観光センターまで、約2時間ほどの散策でした♪
長谷寺へのアクセスなど
入山時間・入山料金
〈入山時間〉
季節によって異なります。
時期 | 時間 |
4月〜9月 | 8:30〜17:00 |
10月〜11月・3月 | 9:00〜17:00 |
12月〜2月 | 9:00〜16:30 |
〈入山料金〉
大人、中・高校生:500円
小学生:250円
アクセス
〈車〉西名阪自動車道を天理インターから国道169号線→国道165号線
〈電車〉近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分
〈住所〉奈良県桜井市初瀬731-1
まとめ
長谷寺のぼたんまつりと駐車場についてまとめます。
長谷寺はとても美しいお寺、清々しい場所でした。
ぼたんは見ごろを外しても、お寺の雰囲気と相まって十分に楽しむことができるでしょう。
なので見ごろを目指してより、お天気や都合に合わせての訪問がおすすめ。
一番近い駐車場は長谷寺に併設された駐車場です。
駐車場は参道沿いにもいくつか点在しています。
料金はいずれも500円のようです。
ぼたんまつりの土日祝は混雑します。
近くの駐車場を待たずに利用したいなら9時到着を目指しましょう。
参道や門前町を楽しみたいなら、遠くの駐車場も候補にどうぞ。
初瀬観光センターの駐車場からのんびり10分ほど歩いていくのがおすすめですよ♪
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