この記事はこんな人におすすめ
- シェードの紐(操作チェーン、ボールチェーン)が切れた
- チェーンを購入して自力で交換修理したい
- 古いタイプのシェードを使っている
我家のリビングの窓にはシェードがあります。
カーテンシェードとかローマンシェードとか呼ばれてるやつ。
紐(ひも)を引くとカーテン生地が折りたたまれて上下します。嫁さんのこだわりです。
おしゃれでいいんですが、メンテナンスが結構面倒。
年に数回プラスチック部品が割れたり、紐が外れたりするんで交換や調節が必要です。
先日、シェードをあげようと操作用の紐を引っ張ると、ぶちんと途中で切れてしまいました。
これは15年使っててはじめてのこと。
あんた何やってんの!壊したらあかんやん!
お父さんがシェード壊してもーた。
いや、勝手に切れたんですけど・・・経年劣化です。寿命なんです。責任持って修理させていただきます。
ということで、カーテンシェードの紐を交換修理したときの記録です。
シェードの紐を修理・交換したいあなたは参考にどうぞ。
シェードの紐は楽天ショップで購入
シェードを巻き上げる方式は2種類あるそうです。
「コード式」と「ドラム式」です。
コード式は上げ下げ用の操作部分が紐になっています。
ドラム式は上げ下げ用の紐がボール付きのチェーンになっています。
わが家はドラム式、チェーンになっているやつです。
これ、ボールチェーンとか操作チェーンっていう名前のようです。
このボールチェーンですが2種類あるとのこと。
ボール部分の直径が異なります。
ボール部分の直径が4.8mmのやつと少し大きな直径5.8mmのやつです。
直径を簡単に調べる方法があります。
5円玉を用意してください。
わが家は直径5.8mmのボールチェーンでした。
5.8mmの方は古いタイプのシェードで使われていたそうなので、最近シェードを購入された方は4.8mmの方かもしれません。
新しいボールチェーンはネットで調べて楽天ショップの「ローマンシェード専門アイボックス」さんにて購入しました。
滋賀県東近江市にある会社です。
日曜日に注文。発送方法はメール便と宅急便が選べました。
特に急いでいないので、お安いメール便にしました。
翌日の月曜日夕方頃に発送完了と追跡番号お知らせのメールが届きました。
商品はクロネコDM便にて金曜日に届きましたので、注文から到着まで5、6日ほどと考えていおいたほうが良いでしょう。
1日でも早く手に入れたいという人は宅急便の方を選択してください。
もし、修理の前に切れたチェーンを捨てるのなら、ジョイント用の部品は外しておいてください。
このジョイント用の部品は後で新しいボールチェーンと交換したときにも使います。
チェーンの端と端をつないで輪っかにするのに必要なんです。
間違えてジョイント用の部品を捨てた場合には、ボールチェーンを購入する際にあらためて一緒に購入してください。
シェードの紐を注文する時のポイント
新しいシェードの紐(ボールチェーン)を注文するときの注意点です。
ボールチェーンは少し長めを買う
切れたボールチェーンを測って同じ長さ+αで注文しましょう。
大は小を兼ねるです。短かったらどうにもなりませんのでギリギリやぴったりより少し長めになるように買いましょう。
余分な出費は安心料です。
間違っても短くなるような注文はダメです。
短いとシェードが上までちゃんと巻き上がりませんので。
ついでに他の部品も買っておく
シェードの部品でプラスチック製のものは経年劣化します。
あなたも経験あると思いますが、割れてしまいます。
特に日当たりの良いリビングで使っていると、しょっちゅう割れてしまいます。
なので、交換に必要がありそうなものはついでに買っておきましょう。
わたしはついでにこれを5個買いました。
巻取り用の細い紐(昇降コード)をシェードの下部で結ぶ部品です。
コードアジャスターというらしい。
ボールチェーンの交換修理作業
交換修理の方法は簡単です。
ネットを調べると本体を外したりとかドライバーで蓋を外したりとか大げさな方法もあります。
でも、シェードを睨んで少し考えると簡単な方法がわかります。
所要時間は約5分。
シェードの大きさにもよりますが、基本ひとりでOKな作業です。
ちなみに我家のリビングのシェードは横175cm×高さ195cmが2つ並んでます。
結構大きなシェードですが、ひとりでも全然大丈夫でした。
準備するもの
用意するものは新しいボールチェーンとジョイント用の部品とハサミ。
さらに背の低い台かまたは椅子があれば便利です。
交換修理手順のポイント
まず簡単に理解しておく必要があるのは、「ドラム式」でシェードが上下する構造です。
いたってシンプルです。
ボールチェーンを引っ張るとドラムのくぼみ部分にボールが引っかかってドラムが回転します。
ドラムが回転するとにシェードに結び付けられた細い紐(昇降コード)が巻き取られます。
巻き取られることによってシェードが上昇するということです。
糸巻きやクレーン車の原理ですね。
交換作業のポイントは次の3つです。
作業内容は後で詳しく説明しますが、とりあえずこのポイントを覚えておいてください。
交換修理作業(写真付き)
それでは実際の交換修理の手順を写真付きで詳しく紹介していきます。
step
1シェードを下までおろす、シェードをめくる
まず、シェードを下までおろしきった状態にします。
次に作業しやすいよう、シェードの上部をペリっと少しめくります。
マジックテープ式なので簡単にめくれるはずです。
step
2シェードを逆回転で少し巻き上げておく
ボールチェンを通す前に、シェードを逆回転で少し巻き上げておきます。
やり方は、ドラムを手前から奥方向に手動で回転させてポールに細い紐(昇降コード)を巻き付けます。
シェードが上がる高さは10~15cm、細い紐(昇降コード)の長さでいうとポールに3~5周分くらい巻き付いた状態です。
※注:巻き上げておく量はシェードの高さや種類によって異なるかもしれません。
この時、シェード自身の重みで巻き上げにくいので、シェードの下を低めの台や椅子に乗せておきましょう。
シェードの重みが紐(昇降コード)にかからず、作業が楽でしたよ。
なぜこの逆巻き作業が必要なのでしょうか?
この作業無しでボールチェーンを通したときのことを想像してみるとわかります。
- シェードが一番下までおりた状態でボールチェーンを通す。この時、ボールチェーンの端はドラムから少し出た状態
- ボールチェーンを引っ張ってシェードを上まであげる。この時、ボールチェーンの端は下までさがった状態。
- 再び、シェードを一番下までおろす。この時ボールチェーンの端は上まであがる、端はドラムから少し出た状態
- ボールチェーンの端と端はジョイント用の部品でつなぐ。ジョイント用の部品はドラムを通らない
そうなんです、この逆巻き作業無しでボールチェーンを通すとジョイント用の部品がドラムと干渉してしまう可能性があるんです。
つまりこの作業は、ジョイント用の部品がドラムと干渉しないような遊び部分を作るための作業なんです。
遊びの部分って何かわかりにくですよね?
step4の写真を見ればわかると思いますので、とりあえずここではそういうもんなんだと覚えておいてください。
step
3ボールチェーンを通す
逆巻きになっている状態のまま、ボールチェンを通します。
奥から手前に通します。
狭い隙間を裏から通すので多少手こずりますがコツがあります。
ボールチェーンのボールをドラムの裏から少し通した状態で、ドラムを手動で手前に回します。
ボールがくぼみに上手く引っかかって通ってくれます。ボールチェーンが手前にすこし顔を出したら引っ張ってください。
後は、ボールチェーンをどんどん手前に引っ張ります。シェードが上がっていきます。
これでボールチェーンの交換作業のほぼ9割が終了。
後は余った部分をカットしてジョイントするだけです。
step
4ボールチェーンをカットする、ジョイント部品で繋ぐ
ボールチェーンの余った部分をカットします。
カットする長さはシェードの高さや種類によって異なりますので、それぞれ交換前の状態を思い出して決めてください。
この時注意することがあります。
何度かシェードを上げ下げしてボールチェーンの端がドラムと干渉しないか確認しないといけません。
逆巻き作業をしたので遊びの部分ができて干渉することはないはずです。
下の写真で上から垂れている長さが遊びの部分です。
カットするのは基本的には下の部分になります。
上から垂れている遊びの部分をカットしてしまうと遊びがなくなってしまいますので注意してください。
もし遊びの部分が長過ぎるようなら、遊びの部分をカットしてから、下の方をカットする長さを決めてください。
当たり前のことなんですが、ボールチェーンは短くしすぎないようにしてください。
短すぎると最上部まで上がらない、もしくは最下部まで下がらないということになります。
チェーンが輪っかになってるからぐるぐる回っていくらでも巻き上げられるわけではありません。
ジョイント部品はドラム部分を通りませんので、ぐるぐる回せません。ジョイント部分でストップします。
要するに、シェードがちゃんと上げ下げ出来て、ドラムとジョイント部品が干渉しなければ成功です。
後はボールチェーンの端と端をジョイント部品でつないで輪っかになれば完成です。
お疲れ様でした。
無事修理完了!
お父さん、よくできました~。
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