この記事はこんな人におすすめ
- ギガホ・ギガライトに変更しようと考えている人
- かつ、dカードゴールドをを持っている人
わが家は4人家族。
スマホはドコモで契約しています。
ドコモユーザはdカードがお得とのことなので、dカードゴールドを契約しています。
先日シェアパックから、ギガライトにプラン変更をしました。
すると思わぬ損失が・・・
携帯料金が還元されるdポイントがプラン変更前より減ってしまったんです!
dカードゴールド所有者がギガホ・ギガライトに変更すると、「そんなの聞いてね~的」なデメリットがあることがわかりました。
プラン変更を考えているdカードゴールド保有のドコモユーザさんは参考にしてください。
dカードゴールドの年会費は還元ポイントで相殺
dカードはNTTドコモが発行するクレジットカードです。
dカードの契約者数は2,000万人を突破、そのうちの3割近くの約560万人がdカードゴールド契約者だそうです(2019年7月26日、NTTドコモ決算資料より)。
ご存知の通り、dカードゴールドは携帯料金の10%が還元されます。かなりの高還元率です。
dポイントは1ポイント1円相当で使用できるので、実質的には携帯料金が1割引になるといえます。
ただし、dカードゴールドは年会費が10,000円(税別)かかります。
dカードゴールドを契約している多くの人は、
月に9,000円以上の携帯料金を払っていれば、年会費は還元されるポイントで相殺されると考えていると思います。
「900ポイント✕12ヶ月=10,800ポイント(10,800円相当)」
わたしも年会費相当のポイントは還元されると考えて、dカードゴールドを契約しました。
プラン変更前は携帯料金から還元されるポイントは月々1,000ポイントほどありました。余裕で年会費がまかなえるポイント量です。
ところがギガライトに変更すると月々700ポイント程度に減ってしまったんです。
これでは、年会費に充当するには月々200ポイントほど足りません。
プラン変更による失敗は2つ
ギガライトにプラン変更をする前の契約状況は以下のとおり。
- 基本プラン:シンプルプラン(スマホ)
- パケットの契約:シェアパック5(5GB)を家族4人でシェア
- 月々サポートの適応あり
- ドコモ光も契約
わたしが親回線(代表回線)で、嫁、長女、次女の3人分が子回線です。
支払っている携帯料金の総額はドコモ光や機種代金も含めて約19,000円でした。
プラン変更後は以下のようになりました。
- 4回線全てギガライト
- ドコモ光も契約
- 機種代金の支払いあり(月々サポートは消滅)
4回線ともギガライトはステップ2(~3GBまで)でみんなドコモ割適用
携帯料金はドコモ光や機種代金も含めて約22,000円と増えてしましました。
計算ミスで携帯料金が増額
わたしの計算ミスでドコモ光の代金を考慮しなかったため、月々の料金がプラン変更によって3,000円も増額してしまいました(この増額状態は、機種代金の残金のある3ヶ月ほど続くことになってしまいそうです。
変更する場合は慎重にシミュレーションしてください。
特に月々サポートやドコモwithなどの割引サービスが適応されている場合は、プラン変更によって増額となってしまう可能性があるので注意しましょう。
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ギガホ・ギガライトに親回線から変更する際の見落としがちな注意点
わが家のスマホはドコモで契約しています。わたしが親回線(代表回線)で子回線が3回線のシェアパックです。先日、シェアパックからギガライトに変更しました。色々調べて注意点も把握したつもりで契約変更したのですが、思わぬ見落としがありました。思い込みが原因のちょっとしたミスです。
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さらに還元ポイントも大幅減!?
さらに、ポイント還元は月々1,000から700ポイントへと減ってしまいました~。
携帯料金は上がるは、還元ポイントは下がるはで踏んだり蹴ったり。
苦しい家計なのにこれは辛い・・・
でもどうして、還元ポイントが減ってしまったのでしょうか?
dカード1枚でポイント還元されるのは1回線だけだった
還元ポイントが減ったのは、対象となる回線が減ったのが原因でした。
どうやら、dカードのポイント還元の対象となるのは「利用携帯電話番号」として登録されている1回線となるようです。
シェアパックのときはその1回線が代表回線となっていたので、シェアパックのグループ内の子回線も合算されてポイント対象となっていました。
代表回線であるわたしの回線の下にぶら下がっていた家族3人分の回線およびドコモ光も10%ポイント還元の対象となっていたということです。
ところが、ギガライトにすると各回線が個別に管理され、シェアパックの時のようなグループ管理ではなくなります。
ギガライトにすることで、dカードゴールドに紐付けられている私の回線およびドコモ光だけが10%ポイント還元となってしまったのです。
dカード契約者がシェアパックからギガホ・ギガライトに変更すると、ポイント対象となる回線が減ってしまう可能性がありますので注意しましょう。
(正確には嫁さんの回線も家族カードで紐付けられており、ポイント対象となっていた)
回避方法は家族カードを作ること
思わぬ損失に驚いたのですが、ギガライトに変更するともうシェアパックに戻すことはできません。
できるだけ還元ポイントを減らさないための回避方法としては家族カードを作ることが有効です。
家族カードも1枚につき1回線を「利用携帯電話番号」として紐付けることができ、10%ポイント還元の対象とすることができるからです。
dカードゴールドは家族カードが3枚まで発行できます。
1枚目は年会費無料です。
幸いなことに我が家は家族カードを1枚発行しており、嫁さんの回線と紐付けられていました。
もし家族カードがなければ、月々のポイント還元は更に減って500ポイントほどになり、さらにポイント損失が大きくなってしまうところでした。
高校生以下は家族カードは作れない
dカードゴールドの家族カードは2枚目以降は年会費が1,000円必要です。
月々900円以上の携帯料金があれば、ポイント還元で元は取れます。発行しておくほうがお得となる家庭がほとんどでしょう。
ただし家族カードは18歳以上でないと作れないので注意してください。
規約では「dカード GOLD会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、お子様、およびご両親」となっています。
わが家の子供は中学生なので、残念ながら家族カードを作ることはできません。
まとめ
シェアパックからギガホ・ギガライトに変更する際の注意点をまとめます。
- 月々サポートなどの割引サービスが適応されている場合はプラン変更で増額となることもあるので注意
- dカード契約者はポイント還元の回線が減ってしまうので注意
携帯料金が増額となったのはうっかりミスなので同じ間違いをする人は少ないかと思います。
ポイント還元の対象回線が減ってしまうのはかなり気づきにくい注意点ではないでしょうか。
とにかく慎重にシミュレーションして、損のないようにしてください。
わたしの失敗が「得するプラン変更」の参考に役立てば嬉しいです。長々と読んでくださりありがとうございました。