この記事はこんな人におすすめ
- 古本まつりに行ってみたい人
- 下鴨納涼古本まつりに興味がある人
本を探すのも買うのもほとんどAmazonで済ますようになった私ですが、欲しい本を見つけにアナログの極致とも言える古書市に出掛けてきました。
お盆休みの8月13日に嫁さんと2人で下鴨納涼古本まつりへ、場所は京都下鴨神社の糺の森です。
森の中なので木陰で涼しいのかと思ったら、とにかく暑い。
当たり前ですが大量の古書が販売されています。80万冊近くあるとのこと。
立ち並ぶ古書店を一軒ずつ、本を探しながら歩いたら2時間近くかかりました。
結局、お目当ての本を見つけることはできませんでした。暑いのもあって、へとへとに疲れました。
下鴨納涼古本まつりの記録です。本好きの方、古書まつりに興味のある方は参考にどうぞ。
まずは下鴨神社へお詣り
下鴨神社は京都市左京区にあります。
大阪に住んでると関東の人にこんな風にうらやましがられることがあります。
「京都が近くにあっていいですね」「奈良や神戸にもすぐ行けますよね」
うらやましがらせたのに申し訳ありませんが、大阪人は京都や奈良や神戸に観光に行きません。
下鴨神社、はじめて行きました。
大阪市内の自宅からは下道で1時間50分ほどです(高速を使えば1時間少し)。
9:00前に自宅を出発し、10:45に下鴨神社西駐車場に到着しました。
まずは下鴨神社にお詣りに行きます。
下鴨神社、正式な呼び名は賀茂御祖神社と言います。
境内にしめ縄がまかれた石がありました。
なにやら厳かな雰囲気がする石ですが・・・
君が代にうたわれた「さざれ石」だそうです。
「年とともに成長し、小さな石から岩となると信じられた神霊の宿る石」とのこと。
本殿への入り口、とても立派な楼門です。
この後、お詣りを済ませて古本まつりへと向かいました。
下鴨納涼古本まつり
下鴨神社は世界遺産
古本まつりは下鴨神社の敷地内にある糺の森で開催されています。
糺の森は、鳥居の南側に広がる原生林。東京ドームの約3倍もの面積があります。
糺の森も含めた下鴨神社全域が「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されています。
バイク、自転車の乗り入れ、ペットの散歩は原則禁止です。
下鴨納涼古本まつり
糺の森に入るとすぐに古本まつりの会場がありました。
葵祭で流鏑馬が行われる馬場の通りに沿って古書店のテントが並びます。
30余りの古書店が出店しています。
古書まつりなのに小さな子供が結構いるなあと思ってたら、児童書コーナーが充実しているからなんですね。
いろんな本に雑多な人々
新しいのから古びた本、ベストセラー本から希少本まで様々な書籍が売り出されています。
こんなに古いの売れるのかなと思うほどボロボロになった本も売られていますが、買う人はいるようです。
破れてバラバラになってどうしようもなくなるまで、何人もの人に読み続けられていく・・・
本ってすごいなぁ、とあらためて感動いたしました。
各書店ともたくさんの人で賑わっており、古書が並んだ棚の前はどこも人だかりです。
老若男女、日本人に外国人、小洒落た格好の人に無頓着な身なりの人・・・実に雑多な人だかりです。
唯一の共通点は「本が大好き」ということでしょうか。
日本は寺子屋の頃から本を大事にする国民性が根付いているのでしょう。日本人が総じて知的レベルが高いのは、古本屋さんのおかげかも。
古書市では探している本は見つけられない
私は欲しい本があったので探しながら歩きました。
古本まつりで本のタイトルを探しながら歩くとむっちゃ疲れます。
とにかく本の数が多い。そして、むちゃくちゃ暑い。
暑すぎてめまいと耳鳴りがしてきました。すご~く疲れました。
下鴨納涼古本まつりの開催日程
2019年の下鴨納涼古本まつりの開催日程は8月11日から16日までです。
営業時間は10時から17時30分(最終日は16時にて閉場)とのこと。
例年、同じ時期に開催されているようです。
古本まつりを楽しむコツと注意点
古書まつりに行くのは今回が初めて。
会場内を端から端まで歩き終えて、大きな勘違いをしていたことに気づきました。
古書まつりでは探している本を見つけるのはかなり困難。
古書まつりは本と出逢うための場所、本との偶然の出逢いを楽しむための場所なのです。
普段、欲しい本はネットでサクッと見つけてポチるだけなので感覚が麻痺していたようです。
そういえば昔の本探しには偶然の出会いがよくありました。
古本まつりを楽しむためには、欲しい本を具体的に絞り込むのは絶対にダメ。
「好きな作家の本はないかな・・・」「安い料理本はないかな・・・」「1000円で5冊買うぞ・・・」というような漠然とした目標だけでお出かけください。
注意点がもうひとつ、会場は森の中ですが道幅がある通りなので日差しがあたります。帽子と水筒は必需品ですよ。
各地の古本まつり
この記事を書くにあたって、古書市のことを調べたら、各地で定期的に行われているようです。
例えば京都では京の三大古本まつり(春の古書大即売会、下鴨納涼古本まつり、秋の古本 まつり)というのがありました。
大阪では四天王寺の大古本祭りが有名です(春と秋に開催)。
大阪天満宮では10月のはじめに天神さんの古本まつりが開かれます。
東京には東京名物 神田古本まつりがあります。こちらは2019年で第60回と歴史も古く、出店は100店舗、出品点数はのべ100万冊とかなり大規模。
例年10月の終わりから11月はじめにかけて開催されているようです。
まとめ
下鴨納涼古本まつりに行って気付いたことをまとめます。
- 古本まつりでは具体的な本のタイトルで本を探すのは無謀
- たくさんの種類の本がある古本まつりは本との偶然の出会いを楽しむ場
- 下鴨納涼古本まつりは暑いので帽子と水分補給は必需品
本好きの方や古書市に興味のある方は、お近くで開催予定の古本まつりに訪れてみてはどうでしょうか。
注記:目録の利用について
古書の購入には、目録を利用するという方法もあるそうです。
下鴨納涼古本まつりにも目録があります。
目録は有料となるようですが、手に入れたい古書があるのなら活用してはどうでしょうか。
「下鴨納涼古本まつり 目録」でググってみてください。
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