最強台風!風速40メートルの中を出歩いたら恐怖しか感じなかった

投稿日:2018年9月7日 更新日:

台風のイメージ

9月4日、台風21号が四国及び近畿地方を直撃しました。各地で甚大な被害をもたらし、建物の損壊だけでなく怪我人や亡くなられた方も多くいました。

そんな猛烈な台風の中、タイミング悪く駅から自宅まで10分ほど徒歩で帰宅する羽目になりました。

この記事の内容

  • 台風の中、歩いて帰宅したら、強烈な風に恐怖を感じた
  • 風速による風の威力はどれくらいなのか
  • 台風のときは絶体に外出は控えたほうがいい

台風の中、徒歩で帰宅

台風21号が四国から神戸に再上陸した9月4日、大阪市内も激しい風雨にみまわれました。

大阪市内での猛烈な風雨のピークは14時から15時頃にかけてでした。

特に風が強烈でした。14時過ぎに、大阪市内では瞬間最大風速47.4メートルを記録しました。

とりあえず出勤、昼過ぎに退社

当日の朝8時の時点では、雨風はまったくありませんでした。嵐の前の静けさというやつです。普段通り会社に行きました。出社を自粛している会社が多いようで、電車はガラガラでした。

JRは運休になることを前日からアナウンスしていましたので、わたしの会社ではJR利用者は休みです。

私鉄各社も正午前から運休になるということで、まじめに出社してきた私鉄利用者も10時ごろには帰宅しました。

安全のため、地下鉄利用者も正午前にはほぼ全員退社しました(地下鉄は一部を除き終日運行していました)。

わたしも地下鉄利用者なのですが、仕事の調整に手間取ってしまい退社時間が少し遅れてしまいました。

自宅の最寄駅に到着したのは14時前でした。

下記の表を参照してもらうとわかるんですが、この時刻は風のピークに近い時間帯だったんです。

台風21号当日の大阪市内の風速の状況

大阪の気象データ 2018年9月4日 13:50~14:40(10分ごとの値)(気象庁HP「過去の気象データ検索」より取得)

時分 降水量(mm) 風向・風速(m/s)
平均 風向 最大瞬間 風向
13:50 2.5 12.4 南東 29.8 南東
14:00 0 20.9 40.5
14:10 0.5 27.3 南南西 47.4 南南西
14:20 1.5 21.2 南南西 40.6
14:30 2.5 17.4 南南西 35.7 南南西
14:40 1 15.2 南南西 27.2 南南西

徒歩圏内だけどバスで帰宅、ところが・・・

駅から地上に出ると、風がぐうぉーと唸り声をあげていました。50年生きてきて初めて経験するほどの強風です。

自宅までは徒歩で10分ほどの距離ですが、あまりにも風が強いのでバスで帰宅することにしました。

バスターミナルで待っていると、運良くすぐバスが来たので乗車しました。

が、わが家とは違う方向へ向かいます・・・。

駅からバスに乗ることはほとんどないので乗り場を間違えたようです。「○○○小学校前」に行くつもりだったんですが、路線図で違う小学校と見間違えをしてました。

あわててすぐに降りました。

ぐうぉー、ぐうぉー

猛烈な風にカラダがあおられます。

街路樹(大人がひと抱えできないくらいの幹の太さがあります)が根本から折れそうなほど傾いていました。45度、いや30度近くまで傾いてます。今にも折れそう。

恐怖を感じました。もちろん傘なんかさせません。ダッシュして、近くの大型スーパーへ逃げ込みました。

スーパーでは入り口付近で多くの人が外を眺めながら台風の様子を見ていました。雨風が弱まるのを待っているのでしょう。

強風の中を徒歩で、自然なめてました

待ちきれずに何人かは風雨の中を帰っていきます。

そんな人たちの様子を見ながら、わたしの頭の中はこんな考えです・・・

「ここで台風が過ぎるのを待ってたら3時間くらいかかる。」

「バスの時間を調べたら、1時間以上待たないといけない・・・。」

「家も心配だし、早く帰りたい。」

「せっかくいつもより早く帰れたのに、このまま待つのはすごくもったいない!」(←この気持ちが一番強かった)

無謀にも台風の中、徒歩で家に帰ることを決めました。用意していたカッパを着て外へ出ました。

スーパーの前の大通りの信号を渡ると、もう後へは引き返せない気持ちになりました。家まで急ぎます。

ぐうぉー

中華料理屋の置き看板が突風をくらって、目の前で飛ばされました。高さ1.7m幅0.5mほどで下にタイヤが付いている、鉄製フレームの頑丈そうな看板がです。

横倒しになって、強烈な風の力で路上を10メートルほど滑るように飛ばされていきました。

少しでも風を避けようと、住宅街の路地を通って帰りました。

杭で地面に打ち付けてある立て看板がボキリと折れたり。狭い通りの向こうから、トタン板がズルズルと滑ってきたり(飛んでこなくてよかった)。

とにかく突風が怖いです。ほんと、むちゃ怖い。

風が弱まったかな?なんて油断すると、

ぐうぉー

と風の塊がぶつかってくるんです。恐怖しか感じません。

強風で飛んできた物が直撃するんじゃないかと何度も振り返りました。

戦場カメラマンってあんな気持なのかもしれません。いつどこから何かが飛んでくるかもしれない恐ろしさです。

台風なめてました。自然をあなどっていました。ほんとに自然は凄いです。

「ゴジラ」は自然の力を象徴的に描いている、なんて映画評を読んだことがあります。まさに自然のゴジラ的な顔、「破壊神」としての一面を見せつけられました。圧倒的なパワーです。

台風が過ぎた翌日、テレビ報道で甚大な被害の数々を知りました。

住之江区の駐車場では多くの車が吹きとばされて横転しました。天王寺区では工事用のクレーンが倒れました。関空では滑走路が水没し、連絡橋には強風でタンカーが衝突しました。

知り合いからも色々と被害の様子を聞きました。

戸建てでは屋根のスレート葺が剥がれた、アンテナが折れたという被害。マンションではベランダのパーティションが割れた、室外機が倒れた、網戸が吹き飛んだなどです。・・・皆が安心・安全に生活できますよう、一日も早い復旧を祈ります。

風速の目安

大阪市では最大瞬間風速47メートルという値が記録されました。風速による威力はどれくらいなのでしょうか?目安を調べてみました。

風の強さ(平均風速)による人への影響・屋外の様子

風の強さと吹き方(気象庁HPより)風の強さと吹き方

台風の中を出歩いていたのは14時半頃でした。その時の平均風速は17.4メートル。

上の表では強い風です。「風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。看板やトタン板が外れはじめる。屋根瓦・屋根葺材がはがれるものがある。」とあります。

瞬間最大風速はなんと35.7メートルです。上の表では非常に強い風「何かにつかまっていないと立っていられない。飛来物によって負傷するおそれがある。屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。」とあり、危険度が非常に高い状況です。

そんな暴力的な風の中を歩いて帰るなんて、ホント愚かでした。家族に対して責任のあるお父さんのすることではありません。猛反省です。

参考:藤田スケール(竜巻やダウンバーストの強さの尺度)

参考までに竜巻やダウンバーストなどの風速を推定するための藤田スケールも調べてみました以下のように風速とその被害状況の関係が分類されています。(気象庁HPより)

F0:風速17 ~32m/s
(約15 秒間の平均)
テレビアンテナなどの弱い構造物が倒れる。小枝が折れ、根の浅い木が傾くことがある。非住家が壊れるかもしれない。
F1:風速33 ~49m/s
(約10 秒間の平均)
屋根瓦が飛び、ガラス窓が割れる。ビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、強い木の幹が折れたりする。走っている自動車が横風を受けると、道から吹き落とされる。

ちなみに藤田スケールはF0からF5まであります。F5は風速117 ~142m/s(約3 秒間の平均)で、「住家は跡形もなく吹き飛ばされる。自動車、列車などが持ち上げられて飛行する。」とあります。F5は映画「ツイッター」の世界ですねぇ。

教訓

振り返って考えてみると、台風が過ぎ去るまで何時間でも大型スーパの中で待つべきでした。完全な判断ミス。わたしのしたことは非常に危険な行為でした。

怪我がなかったのは運が良かったからです。

台風の時は絶対に外出してはいけません。

自然の力は凄まじいです。自然がそのパワーを本気でむき出しにした時、人間はなすすべもありません。

車で外出するのも危険です。いろいろ飛んできます。突風で横転することもあります。

よくテレビで言ってますよね「不要不急の外出は控てください」って。

台風中継

はっきり言って、不要不急じゃなくても外出は控えた方がいいです。絶体に行かなければならい用事でないかぎり、ピークの風雨が通り過ぎるまで数時間待ちましょう。

大切なのでもう一度言います(・・・自分に言い聞かせるためにも)。

台風の時は絶対に外出してはいけません。車でも危険です。

ほんと、怖かったです。

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