この記事はこんな人におすすめ
- 混雑を避けて神在月の出雲大社へお詣りしたい人
- 大阪から車で島根県・鳥取県に行きたい人
2018年11月23日(金・祝)、3連休の初日、神在祭の出雲大社へ行ってきました。
大阪から車で家族旅行です。ペットの犬を連れて、ミニバンにての旅でした。
11月は例年、出雲大社が混雑する時期です。
11月(旧暦10月)は神無月と呼ばれています。でも出雲地方では11月(旧暦10月)を神在月と呼びます。
なぜならこの時期、日本中の神様達が出雲大社に集合するからなんです。
神在祭の期間は1年で一番御利益がある時期と言われ、出雲大社は大混雑し、周辺道路は大渋滞となります。
そこで、混雑・渋滞を避けるため早朝にお詣りすることにし、前日夜に大阪を出発しました。
その時の記録です。
出雲大社へのお出かけの参考にどうぞ。
所要時間、距離、交通費
往路:大阪市内~稲佐の浜(出雲大社近くの浜辺)
所要時間:約9時間(休憩1時間および仮眠3時間を含む)
走行距離:約350Km
交通費:合計 約9,610円
内訳
高速代:約5,210円(八尾~斐川 ETC割引料金)
ガソリン代:約4,400円(燃費12km/L、ガソリン単価150円/Lで計算)
※すべて片道で計算
大阪~稲佐の浜
現地での混雑を避け、早朝からお出雲大社へ詣りするために前日夜に出発しました。
この前日夜出発、わが家はよくやります。
遠出するときの定番の行動。メリットいっぱいなのでおすすめです。
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11月22日(木)前日夜出発
仕事を終えて急いで帰宅、食事・入浴
22:15 大阪市内の自宅を出発
(八尾インターより近畿自動車道へ)
(吹田JCTより中国自動車道へ)
23:00 西宮名塩にて休憩、外気温は6度で寒い
23:30 出発
0:30 安富PA トイレ休憩5分、0:35出発
(落合JCTより米子自動車道へ)
2:00 蒜山高原SA 仮眠3時間
耳栓とアイマスクを装着してぐっすりと仮眠しました。
寝過ごさないようにiPhoneのアラームをセットして胸ポケットに入れて寝ました。
5:00 蒜山高原SAを出発
5:40 米子ICを下車
(米子西ICより安来道路)
東出雲ICを下車
(松江玉造ICより山陰道)
6:15 宍道湖SA トイレ休憩15分、6:30出発
6:45 斐川ICを下車
7:15 最初の目的地、稲佐の浜に到着
稲佐の浜で100均で買ったビンに砂を入れました。
この砂を出雲大社で使うためです。どのように使うかは後述します。
出雲大社
11月23日(金・祝)
7:30 出雲大社駐車場着 天気は曇り、外気温10度で寒かったです。ダウンを着て行ったのですが正解でした。
11月末の山陰地方は寒いです。コートやダウンなど脱ぎ着して温度調整できる服装が必須です。
駐車場
駐車場の下調べを全くしていなかったので、稲佐の浜方面から進んできて最初に見つけた外苑駐車場へ入庫。
この時点で平面部分は満車、立体の2階が8割満車といった状態です。
混雑するこの時期に、待たずに駐車場に入れたい場合は7:30着がギリギリのようです。
「現在地」と書かれた場所が外苑駐車場になります。
神楽殿
外苑駐車場から素直に近道で出雲大社方向へ進むと、いきなり巨大な注連縄(しめなわ)のある神楽殿へ出ます。
この大注連縄、なんと5.2トンもあるそうです。
駐車場から進んでいきなり有名な大注連縄がドーンとあるので、
「おお~、出雲大社に来た~」って気持ちになります。
でも、はじめて行くならしっかり参道を通ってお詣りした方がいいです。
後で振り返って、ちょっと今回失敗だったなーと感じることがあります。
お詣りの道順の失敗
わが家は知らずに外苑駐車場から最短ルートで神楽殿へ、そして神楽殿から御本殿へと抜けて行きました。
でも、この道順だと神楽殿とご本殿、そして御本殿の周りをぐるっと回って帰るだけになります。
これは広大な出雲大社の敷地の3分の1ほどしか歩いていないことになります。
さらに、この道順が残念なのは、鳥居をひとつもくぐらないということです。
後で知ったのですが、出雲大社社には4つの鳥居があるそうです。
本来は1番目の鳥居から順番に進むのが正しいお詣りの作法のようです。
ちなみに、上の案内図の一番下にある鳥居は2番目の鳥居になります。
1番目の出雲大社大鳥居はさらに下方、出雲大社前駅よりさらに南側になります。
面白いことに、4つの鳥居は石、木、鉄、銅とそれぞれ違う材質でできているそうなんです。
そして、この4つの鳥居を順番に通ってお詣りすると幸せになるそうです。
(ちゃんと通らないと不幸になる、というわけではありませんよ。)
わが家は知らなかったので、どの鳥居もくぐりませんでした。
う~ん、せっかくはるばる訪問したのになんか悔しい。
神楽殿から御本殿へと抜けたので、手水舎を見つけることもできませんでした。
神社へお詣りするときは必ず手水舎で手と口を清めるんですが・・・
「出雲大社の敷地って案外狭いし、鳥居も手水舎も見当たらないなあ」なんて嫁さんと話していました・・・
ほんと、失礼なこと言ってごめんなさい。
手水舎は3の鳥居と4の鳥居の間にあるようです。
せめて3の鳥居くらいから通らないとお詣り気分を味わえないですね。
下調べは大切ですね。
ぜひもう一度行って、次はしっかり4つの鳥居をくぐってお詣りしたいですね~。
外苑駐車場からお詣りする場合は道順に注意しましょう。
出雲大社での参拝、基本的な作法
訪問する2日ほど前にテレビで出雲大社の特集をやっていたので、それを観て知った基本的な作法です。
(実はこのテレビを観て行きたくなったんです。)
- 御本殿を参拝した後、反時計回り(左回り)で御本殿の周りの境内を一周して参拝する
- 2礼4拍手1礼で参拝する(一般的な神社では2礼2拍手1礼)
素鵞社(そがやしろ)
御本殿を参拝した後、御本殿をぐるっと左回りに半周したところに素鵞社があります。
素鵞社の軒下に砂を入れた木箱があります。
この木箱の中の砂にはご利益がたっぷりあるそうです。砂は自由に持ち帰ることができます。
ただし、砂を持ち帰るにはひとつルールがあります。
それは、
稲佐の浜の砂と交換すること
なんです。
先ほど稲佐の浜でビンに入れて持ち帰った砂を木箱に入れ、ご利益のたっぷり詰まった砂と交換しました。
ほとんどの方がビニール袋に砂を入れていましたが、わが家は100均で購入した小ビンに入れました。
こうすると砂がこぼれることもありませんし、家に帰ってそのまま飾っておくことが出来ますので。
我ながらグッドアイデアだと思いますよ。
9:00過ぎの時点でこれぐらいの混雑でした。並んで参拝を済ませて砂を頂いて帰るまで30分かかりました。
日本の神話を知るとお詣りがさらに味わい深くなるかも
素鵞社はスサノオノミコトをお祀りしたお社になります。
スサノオノミコトはオオクニヌシノミコトのお父さんです。
ちなみに出雲大社の御本尊はオオクニヌシノミコトです。
古事記に書かれた国造りの神話に出てきます。
日本の神話については、子どもたちに買ってあげた本を読んで知識を得ました。
児童文学者の松谷みよ子さんが優しい日本語で書いた絵本です。絵本と言っても小学生低学年から中学年向けです。
お話と詳しい解説が併記されていて古事記の周辺知識も身につきます。大人が読んでも面白いと思える本ですよ。
出雲大社に訪れる前に一読するとお詣りがさらに深~く楽しめます。
ペットについて
出雲大社はペットOKです。
通りがかった神主さんにお聞きしたら、
「境内は自由に歩かせても大丈夫です。建物内はご遠慮ください。」とのことでした。
わが家のワンコは残念ながら噛み癖があるのでスリングに入れて、終始抱っこしていました。
何人か犬連れで境内を歩かせている方も見かけましたよ。
出雲大社は犬を連れてのお詣りOKです。もちろん他の参拝者へ迷惑をかけないようにルールとマナーは守りましょう。
出発時には渋滞発生中
9:45 出雲大社を出発 駐車場は満車
この時点で駐車場待ちの渋滞が発生中でした。
出雲大社方向への道路も渋滞していました。
渋滞を避けてお詣りしたいなら、できるだけ早朝に訪れるのがいいでしょう。
水木しげるロード、地元の回転寿司
10:30 ゆめタウン着、イオン系列の大きなショッピングモールで食事をしました。 朝食兼昼食です。
観光に来たのになぜかモール内をブラブラしてしまい。12:00出発となりました。
宍道湖(しんじこ)の北側の一般道を使い境港へ向かう。
湖沿いを走りながら景色を楽しめる快適なドライブでした(家族と犬は爆睡していましたが・・・)。
14:20 水木しげるロード着
雨が降ったりやんだりで肌寒い残念な天気でしたが、多くの観光客でにぎわっていました。
水木しげるロードにはゲゲゲの鬼太郎にちなんだ177体の妖怪ブロンズ像が設置されています(2018年11月現在)。
わが家は妖怪スタンプラリーというのにチャレンジしました。水木しげるロードお店の前に置かれたスタンプをスタンプ台帳に集めて回ります。
スタンプラリーをやっているのは小学生低学年以下くらいの子供が多かったんですが、大人でもハマります。
何かを集めるという行為は人を夢中にさせる力があるようで、雨に濡れながら必死でスタンプを集めました。
妖怪スタンプラリーはかなりおすすめです。
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17:00 水木しげるロードを出発
17:10 夕食
境港近くの地元の回転寿司「お魚天国すし若」にて夕食
まだ混雑前の時間だったので待ち時間5分でした。
のどぐろ炙り、赤魚、万作(=シイラ)、ホウボウといった、全国チェーン店の回転寿司ではみかけないネタが沢山ありました。
基本一皿120円です。地元でとれた魚でしょうか、どれも新鮮で値段以上においしかったです。
18:15 「お魚天国すし若」を出発、帰る頃は店内は大混雑、満席で15組近くが待っていました。地元ではかなりの人気店のようですね~。
お腹いっぱいで大満足。
大阪への帰路に着きます。
19:40 蒜山高原SA 20:00出発
20:55 勝央SA 21:20出発
22:15 加西SA トイレと仮眠、23:00出発
0:30 帰宅
往復約720kmのドライブでした。
夜に出発して、翌日には帰宅する慌ただしい行程でしたが、とても楽しくて充実した旅でした。
反省点~次回は参道を通ってお詣りしたい
実は、3年ほど前の同じ時期に玉造温泉(島根県)へ旅行した際にも出雲大社へ行く予定でした。
でも行くことができませんでした(正確には行くことをあきらめた)。
どうして出雲大社へ行けなかったかというと、旅館の人に止められたからなんです。
チェックアウト後に、「出雲大社へ行くつもりなので一番いい車でのルートを教えて下さい。」と旅館の人に尋ねたら・・・
「今から出雲大社へ行くのはおすすめできません」と言われました。
「ちょうど神在月のお祭りなので、この時間から行くと大渋滞に巻き込まれます。駐車場も満車で車を止めるのにも時間がかかります。」
「もし駐車できたとしても、今度は帰りの車で大渋滞です。」
「もし今日中に大阪に変える予定なら、出雲大社はあきらめた方がいいかと・・・」
と、かなり真剣にダメだしされました。絶対やめた方がいいという雰囲気でした。
とにかくすごい混雑だということでしたので、出雲大社へのお詣りはあきらめました。
(かわりに足立美術館に行きました。)
今回、はじめて出雲大社へ行きました。
でも参道を通らずに、鳥居もくぐることもしませんでした。
しっかり下調べしなかったので、由緒ある聖地の雰囲気を十分に味わうことができませんでした。
とても残念です。
またいつか、あらためて4つの鳥居をくぐってお詣りしたいと思います。
まとめ
今回の島根と鳥取への旅での注意点やおすすめ点です。これから行く方は参考にしてください。
- 神在祭の出雲大社へ渋滞・混雑を避けるため早朝に行く場合は7:30までに行く方がいい
- 出来れば4つの鳥居をくぐったほうがいい、最低でも3番目の鳥居からくぐってお詣りした方がいい
- 素鵞社(そがやしろ)で頂いて帰る砂は小ビンに入れると便利
- 水木しげるロードはスタンプラリーがおすすめ
- 境港近くの地元の回転寿司「お魚天国すし若」は安くて新鮮で美味しい、コスパ最高
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