資格・検定

危険物乙4の過去問は使いまわし!?おすすめ問題集で対策を

2019年10月6日

この記事はこんな人におすすめ

  • 危険物乙4の過去問について知りたい人
  • 危険物乙4のおすすめ問題集を知りたい人

危険物取扱者乙種第4類(通称:危険物乙4)の公式問題集はあるのでしょうか?

危険物乙4を勉強しているとそんな疑問がわいてきませんか。

また、危険物乙4の試験問題はそのまま何度も使いまわしされているというウワサもありますが本当でしょうか。

使いまわしされているのが事実であれば、過去に出題された問題を勉強できれば合格確実・・・となるはずです。

過去問題への対策はできるのか、どんなテキストを使えばいいのか調べてみました。

危険物乙4を勉強中の方もこれから勉強をはじめる方も参考にどうぞ。

 

危険物取扱者乙4の公式問題集はありません

わたしは独学で乙4を勉強しました。

テキスト選びの際に公式問題集や公式過去問題集はあるのか探したのですが・・・

試験実施機関である(一財)消防試験研究センターが監修している公式問題集やテキストはありませんでした。

実際に試験で出題された問題を集めた、いわゆる過去問題集というものは存在しません。

出版社が独自に企画・編集した例題を集めた問題集しかありませんでした。

(後述しますが、その中には公式過去問を集めたといえる素晴らしいテキストがあります。)

実は、危険物取扱者の試験問題は試験実施機関によって厳密に管理されているんです。

試験に使用された問題用紙の持ち帰りは禁止されており、外部に流出しないようになっています

危険物取扱者乙4の問題用紙は持ち帰り厳禁

危険物乙4の試験問題は持ち帰り厳禁です。しっかりと禁止されています。

受験教室の机には試験番号が印刷されたシールが貼っています。

そして、試験終了時にはそのシールを貼りつけてから問題用紙を返却しなければなりません。

また、解答用紙だけではなく問題用紙にも氏名の記入が必要です。

これは各受験者が問題用紙を返却しているか確認するためです。

「ここまで管理してるからちゃんと返せ!」というプレッシャーを与えるためでもあります。

もし持ち帰りが発覚したら、即失格となりますので絶対にやめましょう。

↓受験体験記はこちら

危険物取扱者乙4の問題は使い回しされている?

問題用紙の回収を厳重に行なうのはなぜでしょうか?

同じ問題を何度も使いまわしするためでは・・・という疑問がわいてきますよね。

危険物乙4の問題は使いまわしされています。

試験実施団体がそう明言したわけではありませんが、理論的に考えて間違いないでしょう。

危険物乙4の試験は、ほぼ毎週実施されている

危険物取扱者乙種第4類の試験実施日は都道府県によって異なります。

いちばん試験実施回数の多い東京都では、月に4回も行われています。ほぼ毎週末、土曜もしくは日曜日に中央試験センターにて実施されています。

東京都以外にもいずれかの都道府県にて、毎週のように実施されています。

これだけ高頻度で実施される国家資格の試験はおそらく危険物乙4だけ。

日本全国各地、1年間で実施される試験回数は、合計すると250回近く。

これだけ回数があると、毎回違った問題で試験を行うのは不可能です。

よって、理論的に考えて過去問の使い回しは確実。

危険物乙4の問題集を販売している出版社のホームページにもこんな記載がありましたよ。

危険物取扱者試験は、多くが過去に出題された問題から繰り返し出題されています。

そのため、過去問題を効率よく解き、その内容を覚えることが試験合格への近道と私たちは考えています。

<出典:公論出版ホームページより>

もちろん試験の公平性を保ち、一定の難易度を維持するための対策はされているでしょう。

あくまで個人的な推測ですが、下記のような対策が取れらているはず。

  • できるだけ多くのパターンの問題用紙を用意する
  • 問題の意味するところは同じでも、数値や選択肢の順番などを変更して同じ答えとならないようにする
  • 問題用紙の使用時期や使用地域を管理して、同じ問題用紙が近い日時や近隣の都道府県で使われないようにする

受検すると分かりますが、問題用紙には管理用の番号が印刷されていました。

危険物乙4の過去問対策

使いまわしされているのであれば、実際に出題された過去問を学習するのが合格への近道では・・・

誰もがそう考えるはずです。

危険物乙4においては過去問を勉強するのがもっとも効率が良い勉強法です。

ただし、試験問題は公開されていません。

どのようにして勉強すれば良いのでしょうか。

公式の過去問がホームページに公開されているが・・・

消防試験研究センターのホームページには、「例題」として過去に出題された問題が掲載されています。

ところが残念なことに、過去問対策には役立ちません。

理由は下記のとおり。

  • 試験1回分の35問しか掲載されていない
  • 標準的なレベルの問題だけが掲載されているかもしれない
  • 掲載された同じ問題は出題されない
  • 解答はあるが解説はない

ということで、あくまで例題として雰囲気をつかむだけの利用に限られます。

(そもそも、35問しかないので絶対的に学習量が不足します。)

過去問対策を考慮して作られた問題集をくり返す

実は、過去問対策のための良書はあります。

次のようなコンセプトやアプローチで制作されたテキストが該当します。

  • 危険物乙4では何度も同じ問題が出題されるという前提
  • 一番の勉強法は実際に出題された過去問を繰り返すこと
  • 何らかの方法で過去問を入手して分析している

実際にジュンク堂書あべのハルカス店へ行って調べてきた結果を紹介します。

危険物乙4のテキストはたくさんあるのでホント大変でした。

2点チョイスしましたので是非参考にしてください。

危険物乙4のおすすめ問題集を紹介

乙種4類危険物取扱者試験(公論出版)

一番のおすすめは『乙種4類危険物取扱者試験(公論出版)』です。

乙種4類危険物取扱者試験 2019年版

乙種4類危険物取扱者試験 2019年版

公論出版
1,800円(10/18 01:25時点)
発売日: 2019/05/14
Amazonの情報を掲載しています

「危険物乙4では何度も似たような問題が繰り返し出題されている。過去に出題された問題の類題を繰り返すのがもっとも効率的な学習方法である。」というコンセプトで制作されています。

まず解説がありそれに続いて過去問が掲載されています。

丁寧な解説なので理解が進みます。

「覚える→問題を解く→正解を知り、わからないところを理解する」という資格試験の王道の勉強方法を効率的に繰り返すことができます。

毎年改訂されていますので、最近の難化傾向にも対応しており安心感があります。

 

過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

2番めのおすすめは『過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド(オーム社)』です。

過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

鈴木 幸男
1,650円(10/18 01:25時点)
発売日: 2016/06/22
Amazonの情報を掲載しています

謳い文句は次の通り。自信のほどが感じられます。

「過去30年間にわたる過去問から出題可能性の高い問題だけを掲載!」

「最新の出題傾向の分析パターンを完全分析、合格可能性を大幅にアップする乙4類の決定版!」

左側に過去問、右側にその解説という学習しやすいレイアウトです。

著者の鈴木幸男氏は危険物乙4の講師を30年以上されているそうです。

そしてなんと年間約15回も実際に危険物乙4を受検するとのこと。

(どうやって何回も受けられるのかは不明。わざと合格しないようにしているのでしょうか?)

持ち帰りできない問題用紙を覚えて帰ることで分析しているのでしょう。

鈴木氏によれば、やはり年に何度も同じ問題が出題されるそうです。

ただし、最近は同じ問題に出会う回数が減ってきており、専門家でも答えられないような難問が出題されることもあるとのこと。

危険物乙4の試験は難化傾向にあることがうかがえますよね。

ますます「効率的な学習=過去問の繰り返し」の重要性が高まっていると言えます。

おすすめ問題集で勉強するときの注意点

紹介したどちらの本も、アマゾンのレビューで「同じ問題が出た」とか「これ1冊で合格できた」という声があり評判は良いようです。

勉強する際の注意点が3つあります。

ひとつめは、そのままの問題が出ると考えての丸暗記では合格できないということです。

必ず解説をしっかりと読み、問題や答えの意味を理解したうえで正解できるようにしましょう。

ふたつめは、1回だけではなく繰り返し行うことです。しっかり解説まで読んで2周、3周と反復しながら記憶を強化しなくてはいけません。

3つ目の注意点は、出版社のホームページで正誤表は必ず確認するようにすること。

資格テキストに誤りはつきものです。間違って覚えてしまうと努力が無駄となりますので。

 

危険物乙4は暗記型の資格試験です。しっかり勉強すれば必ず合格します。

合格率は30%台で難易度が高いようですが、合格率の低さには理由があります。

おすすめ記事
火気厳禁
危険物乙4の合格率を疑え!本当の難易度は?受験してみた感想です。

危険物取扱者乙種4類は人気の資格です。受験を考えているけど、合格率が30%前後と難易度高めなので不安に感じるかもしれません。でも合格率の低さには秘密があるんです。まじめに勉強すれば確実に合格する資格だということを説明します。

続きを見る

まとめ

まとめ

危険物取扱者乙種第4類の問題は何度も使いまわしされています。

よって、おすすめの勉強法は過去問を繰り返すこと。

実際に出題された問題をできるだけ再現した問題集を使うことがポイントです。

紹介した2冊はどちらも「出題された問題を繰り返し解く」というコンセプトで制作されたものなのでおすすめです。

 

危険物乙4は取得するメリットが大きな資格です。

転職や就職に役立ちます。

会社での評価が高くなり、資格手当が支給されることも多くあります。

またセルフのガソリンスタンドは有資格者が必置なので、いざという時にとりあえずのバイト先を見つけることができ安心です。

危険物乙4は人生にとっての保険的な資格とも言えるでしょう。

努力は決して無駄になりません。

合格目ざして頑張ってください。

 

↓無料でできるモチベーションアップの方法はこちら

↓合格に近づく正解率アップの方法はこちら

費用

2019/10/18

危険物乙4の取得費用は安い?高い?~学びはじめから維持費まで

危険物取扱者乙4の資格取得にかかる費用を調べました。独学の場合のテキスト代や通信教育の費用、受験料、そして合格後の免状取得から維持費まで。乙4にかかわるお金事情をまとめると、コストパフォーマンスの良さが分かりましたよ。

ReadMore

スタート

2019/10/18

危険物乙4とは~メリット、勉強法、難易度、申込から合格後の注意点まで

危険物乙4とはどんな資格でしょうか?乙4の概要や取得するメリット、申込方法、独学での勉強法、受験してみた感想など実際の体験に基づいた紹介です。これから受験してみようと考えている方、どんな資格なのか興味がある方はぜひ参考にしてください。

ReadMore

火気厳禁

2019/10/15

危険物乙4の合格率を疑え!本当の難易度は?受験してみた感想です。

危険物取扱者乙種4類は人気の資格です。受験を考えているけど、合格率が30%前後と難易度高めなので不安に感じるかもしれません。でも合格率の低さには秘密があるんです。まじめに勉強すれば確実に合格する資格だということを説明します。

ReadMore

2019/10/18

危険物取扱者乙種4類、おすすめテキストと勉強法【独学一発合格】

まったく予備知識のない文系人間が、1か月半の勉強で危険物乙4に独学で合格した時の記録です。使用テキスト、勉強時間、学習方法などを紹介しています。

ReadMore

わからない犬

2019/10/18

危険物乙4を受験、思った以上に難しい試験です。

危険物取扱者乙種第4類を受験 危険物取扱者乙種第4類の資格試験を受験してきました。 受験会場は奈良県天理市にある天理大学です。 居住地・勤務地とも大阪府下なのですが、日程の都合が良いので奈良会場を選択。 (危険物取扱者の試験は全国どこの都道府県でも受験することが可能です) 学習期間は約1か月半、トータルで約40時間ほど勉強しての受験です。 テキストは2回通読しました。テキストに付いている総合問題は1回、模擬試験問題(3回分)は2回やりました。 はっきりいって、危険物乙4は暗記あるのみといった内容です。 完 ...

ReadMore

人気記事

人気記事

火気厳禁1
危険物乙4の合格率を疑え!本当の難易度は?受験してみた感想です。

2019/10/15    ,

危険物取扱者乙種4類は人気の資格です。受験を考えているけど、合格率が30%前後と難易度高めなので不安に感じるかもしれません。でも合格率の低さには秘密があるんです。まじめに勉強すれば確実に合格する資格だということを説明します。

読書するひと2
大阪の図書館は府立も市立も自習ができる!勉強が捗る、知識が深まる

2019/10/16    , ,

図書館で勉強すると静かで勉強がとてもはかどります。大阪には自習可能な図書館が多くあります。自習の情報をメインに大阪の図書館の充実ぶりをご紹介します。定期試験・受験・資格などで勉強中の方はぜひ参考にしてください。

高速道路3
車で大阪から東京まで~前日夜発で行くべき理由と準備と心がまえ

大阪から東京まで自動車で家族旅行をしました。新幹線より交通費が安いので、出費をおさえるためです。深夜に高速道路を長距離・長時間移動しましたが、メリットやデメリット、注意点をまとめています。長距離ドライブを予定されている方は参考にどうぞ。

-資格・検定
-,

Copyright© オクラビット , 2019 All Rights Reserved.