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危険物乙4の取得費用は安い?高い?~学びはじめから維持費まで

2019年2月7日

費用

この記事でわかること

  • 危険物乙4の免許取得までの費用
  • 危険物乙4のコストパフォーマンスの良さ

危険物取扱者乙種第4類(通称、危険物乙4)は、毎年約20万人もが受験する人気の資格です。

これから勉強をはじめるなら、テキスト代や合格後の免状発行、そして資格の維持までとコストが気になりますよね。

いくらくらいお金がかかるんだろう?高いのか安いのか?そんな疑問ありませんか。

結論から言うと、危険物乙4はとてもコスパの良い資格です。

まったくの未経験者で一発合格したわたしの経験から、危険物乙4の取得にかかる費用をご紹介いたします。

免状取得までの費用

豚の貯金箱

独学の場合、学習開始のコストはテキスト代だけ

わたしの場合はテキストを1冊だけ購入しての独学でした。

使用したのは、定価858円の『チャレンジライセンス 乙種4類危険物取扱者テキスト 新訂版』という参考書。

編集:工業資格教育研究会
¥767 (2025/05/08 15:34時点 | Amazon調べ)

初心者でも分かりやすい内容で、演習問題も充実したテキストですが、ちょっと古いテキストです(2014年発行)。

今ならアプリ付きで電車移動中でも手軽に勉強できるテキストがおすすめ。

例えばこれ↓

大きめの書店に行くと分かるのですが、危険物乙4の参考書は多数出版されています。

価格は、おおむね1,000~2,000円弱といったところです。

テキストには好みや向き不向きがありますので、できれば実際に書店で確かめたうえで購入するのが良いでしょう。

また、参考書だけの勉強だと不安な場合は、あわせて問題集を購入すればより完璧です。

危険物乙4の試験は年々、難しくなっていっているとの噂もあります。

今後は問題集をしっかり活用する勉強法が必要となるかもしれません。

勉強法を解説した記事がありますので参考にしてください。

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市販テキストを使った場合の合計金額

市販のテキストを購入して、独学でチャレンジした場合にかかる金額です。

テキスト代参考書1,000~2,000円、問題集 1,000~2,000円(概算)
受験料5,300円(非課税)(R6年5月1日より料金改定)
受験会場への往復交通費2,000~3,000円(概算)
免状交付手数料2,900円+郵便切手代(送付用 簡易書留郵便料金)※
合計12,000円〜15,000円(概算)

※窓口で直接受領の場合は切手代不要
※都道府県によって手数料納付方法が異なり、別途手数料が発生する場合もあります。

危険物乙4の資格取得から免状交付までの費用は、合計でおおよそ12,000円~15,000円といったところです。

結構かかるようですが、まとめてではなく少しずつの出費なので負担感は少ないですよ。

免状交付は必要か?

合格後の免状の交付は義務ではありません。

必要な方のみとなりますが次のような人は必ず交付しておきましょう。

  • 危険物を取り扱う仕事に就いていて免状の交付や携帯が必要な人
  • 危険物を取り扱う職種に向けて、これから就職活動をする人

免除交付はしておいたほうが良い理由

たとえすぐに必要がない場合でも免状は交付しておいた方がいいでしょう。

なぜなら、科目免除を受けるためには免状のコピーが必要となるからです。

乙4に合格すると、他の類を受ける際に一部科目が受験免除となります。

全35問のうちの次の科目が免除の対象です。

  • 「法令」の科目の全15問
  • 「物化」の科目の全10問

あわせて、25問が免除!なんと3分の2以上が免除となります。

つまりは「性消」の10問だけ、試験時間も35分と大幅短縮、お手軽な試験内容となります。

乙種第4類を足がかりに他の類もチャレンジするのであれば、免除交付手数料は絶対払うべきお金です。

免状交付後の維持費

免状を交付してから10年後に写真の書替え(更新)が必要です。

手数料は1,600円です。(郵送での交付希望の場合は別途郵送料が必要)

手続きの詳細は消防試験研究センターのホームページにてお確かめください。

よって、維持費に関しては10年間で1,600円ということになります。

また、本籍が他の都道府県へと変更になった場合や氏名や生年月日が変更となった場合にも書き換えが必要となります。

手数料は700円です。(郵送での交付希望の場合は別途郵送料が必要)

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通信講座を利用した場合の費用

円マーク

市販のテキスト類ではなく、通信講座などを利用した場合の費用を参考までにご紹介します。

どのような講座を利用するかにもよりますが、月額1,000円程度から一式39,000円までといろいろ。

代表的な3社の費用と簡単な特徴をご紹介しておきます。

ユーキャン

ユーキャンは通信教育の老舗で最大手、テキストが充実しているのが最大の特徴。

しっかり勉強して、確実に合格したい人にピッタリです。

ユーキャン危険物乙4講座の特徴

  • 開講実績、30年以上!
  • 5カ月で効率よく資格取得できる(標準学習期間、短縮もできます)
  • Web学習サイトで、スマホやPCでスキマ時間にサクッと勉強
  • テキストが充実
    初心者用の物理・化学「ビギナーズぶつりかがく」
    語呂合わせ用のテキスト「ゴロおぼえ手帳」(小さいので携帯便利)
  • 添削アドバイス付きの模擬試験
  • 質問サービスで手厚いサポート
受講料

一括なら39,000円、分割なら3,300円×12回となります(税込)。

(受講料の20%が支給される教育訓練給付制度も利用可能なようです、詳しくはユーキャンのHPにて。)

資料請求だけなら無料なので気楽な気持ちでしてみるのもいいかもしれません。

送付物は受験に関する最新情報やメリット、学習体験者の声などの資料。モチベーションアップに役立つ内容です。

>>ユーキャン危険物取扱者講座(公式)をチェックする

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オンスク

オンスクは動画学習がメイン。

月額制で多くの講座を受講し放題なのがすごいです。

オンスクの特徴

  • 全60講座以上が、月額定額で受講し放題
  • 学習管理機能で試験日までのスケジュール管理が完璧
  • 動画講座がスマホやPCから閲覧できる
  • 1回の授業が約10分なのでスキマ時間を有効活用
  • ダウンロード可能なテキストもあり
  • スマホからできる演習問題で繰り返し学習がはかどる
受講料

受け放題の月額制プランは次のとおりです(税込)。

  • 無料プラン(機能制限あり) 0円
  • ウケホーダイライト 1,078円
  • ウケホーダイスタンダード 1,628円

資格講座ごとのプランが受講期間によってつぎの3種類(税込)。

  • スタンダード講座【6ヵ月パック】8,140円
  • スタンダード講座【9ヵ月パック】11,880円
  • スタンダード講座【12ヵ月パック】15,400円

受け放題の月額制プランには無料体験もあります。

ウケホーダイならやる気があれば複数の講座を同時に勉強することも可能です。

例えば、「ドローン操縦士入門」も一緒に受講してみたり・・・

「電気工事士」や「簿記」、「ファイナンシャルプランナー」を並行して勉強とかもできます。

ただし、無理しすぎないように注意してください。

契約期間中は受講し放題!短期集中で勉強すればコスパ最強かも。

>>「オンスク」講座受け放題(公式)をチェックする

スタディング

スタディングはCMもやってる上場企業。

動画学習がメインでスマホだけで完結するのが特徴です。

スタディングの特徴

  • スマホ・PC・タブレットでスキマ時間に学習
  • 圧倒的低価格、社会人・主婦・学生などの方に向いています
  • 見やすく分かりやすい映像講座
    専用のフォーマットで編集された講座は、視覚的で理解しやすいと評判
  • 暗記がはかどる合格サポートツール
    脳科学に基づき暗記を補助する便利なツール
    記憶が消えないうちに定着を促進する問題練習機能
  • 合格お祝いギフト券1,000円分進呈
受講料

5,940円(税込)

※時々キャンペーンで割引をやっています(ねらい目)。

スタディングはスマホだけででいつでもどこでも勉強できるのがメリット。

スマホでできる問題集や法令暗記ツールなど暗記がはかどるツールも充実。

暗記がメインの危険物乙4はスタディングの学習システムとは相性がいいです。

なのでスキマ時間を利用して効率的に合格したい人向きかと思います。

また、合格するとお祝いとしてAmazonギフト券1,000円分が進呈されるので、モチベーションが高まります。

10%オフキャンペーンを随時開催していて、無料体験もできるので、下記リンクよりチェックしてみてください。

>>スタディングの危険物取扱者講座(公式)をチェックする

いくつかの通信講座の中から4つピックアップして、どんな人に向いているかを解説した記事があります。

確実な合格を目指している方はぜひご覧ください。

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危険物乙4のコストパフォーマンスは超優秀

グッジョブ

他の国家資格とのコスト比較

危険物乙4、勉強開始から免状取得までにかかるお金は、独学ならおおよそ12,000~15,000円といったところですが・・・

他の国家資格の受験料と免状交付手数料と比較してみます。

資格名受験料、免状発行手数料等合計
第2種電気工事士受験料9,300円(※インターネット申し込みの場合)
 免状交付5,300円
<技能試験対策として必要であれば>
技能試験用の工具セット 約16,000円、練習用の材料セット約18,000円
14,600円
~約48,600円
2級ボイラー技士受験料6,800円
免状交付には約20時間のボイラー実技講習が必要
免状発行手数料とあわせて約25,000円
約31,800円
宅地建物取引主任士受験料8,200円
登録実務講習受講料20,000円
資格登録手数料37,000円
免状交付手数料4,500円
(※合格後1年以内交付、2年以上の実務経験なしの場合)
69,700円
情報処理技術者7,500円
免状はない、合格証が交付される
7,500円

危険物乙4は、安価に免状まで取得できる資格だということが分かりますよね。

危険物乙4はメリットが大きい

化学工場やガソリンスタンドなど危険物を保管している施設には危険物取扱者が必要です。

これは消防法で決められたルールです。

なので危険物乙4は「必置資格」という資格となり、就職や転職をイージーモードにしてくれます。

必置資格

その事業を行うために、最低1人は事業所等に資格保持者を置かなければならないと法律で定められている資格

ゆえにその資格保持者は就職において法的需要を得ることができ有利となる

危険物取扱者乙種第4類は就職・転職に強い資格です。

危険物取扱者乙4の資格があれば、もし運悪く今の職場を失ってもすぐに次の仕事が見つかります。

資格取得で追加手当が支給される場合もあります。

人生の保険的資格、経済的安定、安心のための資格でもありますよ。

危険物乙4は役立つ場面の多い資格です。

それを考えると、取得までのコスト12,000円というのは、「かなり安い」と言えるでしょう。

結論、

取得メリットの大きい危険物乙4は、非常にコスパの良い資格です。

【参考】危険物乙4の求人件数

乙4の就職・転職への強さはどれくらいなんでしょうか。

実際に転職サイト、アプリなどで求人件数を調べてみました。

乙4の求人件数

「危険物取扱者乙種第4類 or 乙4」で勤務地指定なしでの検索結果

  • indeed:5,992件(パート・アルバイト4394件も含む、条件はピンキリ)
  • リクナビNEXT:23件(主に正社員、高待遇多し)
  • ハローワークアプリ:222件(パート・アルバイト多数も含む、条件はピンキリ)

実際の求人数から危険物乙4の就職力の強さがわかりますよね。

まとめ

まとめ

危険物乙4の取得費用は独学なら免状交付までで、おおむね12,000円から15,000円が必要です。

費用のうちの大半は「受験料+免状交付手数料」、たいしてコストダウンはできません。

なので、いさぎよく負担しましょう。

そして、受験料を無駄にしないように勉強に励みましょう。

危険物乙4はしっかり勉強すれば間違いなく合格できる資格です。

きっと、あなたの人生に役立つ資格となるでしょう。

これから勉強を始めるなら、頑張ってぜひ合格してくださいね。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

オクラ

当ブログの管理人。大阪在住のアラフィフおやじ。 資格取得、お出かけ情報、暮らしの知恵などを発信中。老後の趣味にして、ヨボヨボになるまでやるつもり。末永くよろしくお願いいたします。

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