この記事はこんな人におすすめ
- 英検をはじめて申し込む人
- 英検申込のいろんな言葉が意味不明な人
英検に申し込む時って、わからない用語がいくつかありませんか。
わたしがはじめて英検に申し込んだときには、次のような疑問を感じました。
- 個人申込と団体申込の違い
- 本会場と準会場の違い
- 1次試験と2次試験の違い
本記事ではこれらの用語について簡単に説明させていただきます。
英検の申し込みで「?」が浮かんだあなた、参考にどうぞ。
個人申込と団体申込の違い
受験案内に個人申込と団体申込という言葉が出てくるんですが、これはそれぞれ何でしょう?
読んで字のごとくなんですが次のようになります。
- 団体申込=学校や学習塾などが一括で受付けて団体で受験する
- 個人申込=団体申込以外での受験、一般の個人が各自で申し込む
団体申込は通っている学校や塾などで一斉に受ける場合で、学校や塾から案内があるはずです。
個人申込は、団体ではなく各ご家庭が個人で申し込みをする場合です。
本会場と準会場の違い
次に本会場と準会場の違いを説明します。
基本的には、
- 本会場=個人申込した人のための会場
- 準会場=団体申込した人(学校や私塾の生徒など)のための会場
となります。
本会場は日本英語検定協会が用意した会場です。
高校や大学など大きな施設を借りることが多いようです。
準会場は学習塾や英語教室などの私塾や学校など団体申込した団体が用意した施設(会場)になります。
だいたいは自前の教室や学校になります。
ただし、次のような例外もあります。
- 団体が会場を用意せず本会場を使って受験する場合もある
- 準会場でも一部で個人受験者の受け入れが行われている
準会場での個人受験受け入れは学習塾等の私塾のみで、学校が行う団体受験に一般の個人が参加することはできないようです。
本会場と準会場の違いを表にまとめると下表のようになります。
会場区分 | 受験する会場 | 申込区分(個人/団体) |
本会場 | 日本英語検定協会が用意した会場(私立高校や大学などを借りた大きな会場) | 個人申込(団体受験で本会場を使用する場合もあり) |
準会場 | 学校や学習塾などの自前の施設や用意した会場 | 団体申込(一部個人受験受入れ可能な準会場もあり) |
ちなみに、本会場と準会場では検定料に大きな差があります。
準会場のほうがかなり安いです。
なので検定料を安くしたい場合は、個人受験受け入れ可能な準会場を利用するという方法もありますよ。
本会場より準会場が安くてお得
個人受験受け入れ可能な準会場を利用するという方法には次のようなメリットがあります。
- 検定料が安い
- 近くの会場を選べる
下の記事で詳しくまとめましたので参考にどうぞ。
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1次試験と2次試験の違い
1次試験、2次試験は次のようになります。
- 1次試験=全員が必ず受ける試験でペーパーテスト
- 2次試験=1次試験合格者が受ける面接試験(4級、5級は1次試験のみ)
英検は次の4技能をテストする検定です。
- 聞く(listening)
- 読む(reading)
- 書く(writing)
- 話す(speaking)
こらのうち「聞く、読む、書く」のスキルが試されるのが1次試験です。
1次試験では「文章を読む、英文を書く、英語を聞く」テストが実施され、筆記とリスニング試験になります。
1次試験は受験会場にて大人数が一斉に行います。
2次試験は「話す」能力をテストします。
個室にて、面接官との1対1での対面式試験になります。
2次試験(面接試験)は3級以上で実施されます。
1級 | 準1級 | 2級 | 準2級 | 3級 | 4級 | 5級 | |
1次試験(筆記とリスニング) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2次試験(面接) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - |
2次試験は面接なので、いきなりだと緊張したりうまく対応できません。
しっかりとした練習・対策が必要となります。
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英検対策に使える英会話アプリ
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まとめ
とういことで英検申込時につまずきそうな用語、
- 個人申込と団体申込の違い
- 本会場と準会場の違い
- 1次試験と2次試験の違い
について説明させていただきました。
はじめて申し込む場合って少し不安ですよね。
特に本会場と準会場がなじみのない言葉なのでわからないのではないでしょうか。
英語は受験ではとても大きなウェイトを占める科目です。
そして英検は英語学習の指標・目標にとても有効です。
英検取得者には受験時の優遇や加算措置が設けられている高校や大学も多くあります。
本記事を参考に申込時の疑問を解消し、あなたのお子様に英検をチャレンジさせてあげてください。
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