この記事はこんな人におすすめ
- 英検を受験する予定の人
- 本会場での申し込みができなかった人
- 英検を近くの会場で受験したい人
- 少しでも安く受験したい人
英語が苦手な子供たちをどうにかするため、英語検定を受検させることにしました。
過去にも何度か受検しているのですが(そして何度も落ちている)、いざ申し込もうと思ったら、申込期間が終了していました~。
あわてて調べたら、「準会場」でも個人受験が可能なようです。
ということで、今回は英検を「準会場」で申し込むことに。
そしたら「本会場より準会場のほうがいいんじゃないの」と思えるポイントがありましたよ。
便利&お得な情報ですのでご紹介します。
本記事は2020年第2回の英検での体験談ですが、今後は準会場での個人受験が標準化して行くかもしれません。
本会場での申込みが終了していた場合や本会場/準会場どちらで受験するか迷った場合の参考にしてください。
英検の申込期間がいつもより短い
10月実施の英検申し込み期間は従来より短くなっています。
コロナウィルス感染症の影響のため、第1回の試験日程が延期されたこと、会場の確保が困難になったことなどが理由のようです。
2020年第2回の試験実施日と申込期間は次のとおりです。
- 試験実施日:10月11日(日)(一次試験)
- 申込期間:7月1日(水)~7月24日(金・祝)
先日(8月の終わり)ネットで申し込もうとホームページを見たら~
とっくに申し込みが終了しててびっくりしました。
(・・・いつもなら試験日の1か月前頃まで申し込めるはずなのに)
実はこの申込受付期間、当初は8月3日~9月10日の予定だったようですが、「前倒し&短縮」に変更されたようです。
仕方がないので4級を受ける次女は今回はパス、3級を受ける長女は「英検 S-CBT」にするつもりで英語検定協会のHPをいろいろ調べてみました。
すると、準会場で個人受検が可能な施設があるということがわかりました。
準会場での申し込みは9月10日(木)までなのでまだ間に合います。
ということで、2人とも準会場で受験することに決定。
英検受検、本会場と準会場の違い
そもそも本会場と準会場の違いってなんでしょうか。
わたしの認識では本会場と準会場の違いは、
- 本会場:個人受検者が協会が準備した大きな会場で一斉に受検する
- 準会場:団体受検者が所属する学校、塾、専門学校などで受検する
- 準会場での試験は個人で受けることはできない
というものです。
英検の試験制度に詳しいわけではないのでネットで調べてみたら、わたしの認識どおりでした。
やっぱり(従来は)準会場は団体受験専用のようです。
準会場でも個人受検可能
ただ、準会場が団体さん専用なのは今までの話。
今回は準会場であっても個人受検可能な施設もあるとのことです。
勝手な推測ですが、本会場での受付期間が前倒しされてしまったので、英語検定協会に「どうにかしてくれ」的な問い合わせが殺到したためでなないかと・・・
準会場なら近くの受験場所を選べる
わたしも「どうにかしてくれ~」となったので、英検協会HPに掲載されている「個人申込者を受入可能な準会場実施団体一覧」というリストを確認。
このリスト、全国の個人申込可能な準会場実施団体の一覧表です。
細かすぎる文字で老眼にはすごく見づらい表になってます・・・
準会場は自由に選べる
準会場で申し込む場合、良い点が2つあります。
ひとつ目の良い点は、好きな会場が選べるということ。
本会場での申し込みだとピンポイントで会場を選べません。
本会場での申し込みの場合、「受験希望地の選択」とういことで、鉄道沿線を選ぶだけのざっくりとしたものです。
例えばわが家の場合、過去の受験では「天王寺周辺、近鉄奈良線・大阪線沿線」を選択していました。
決定した受験会場は、「プール学院(大阪市)、大阪教育大学(柏原)、近畿大学(東大阪)、四天王寺高校(藤井寺)」となぜかビミョーに行きにくい場所ばかり・・・
準会場ならリストから好きな施設を選べます。近くの会場を選ぶことができます。
できるだけ家の近くで受け入れ可能なことろはないか探してみると、むっちゃ近くのM学習塾が個人受検者を受け入れていました。
ということで、わが家からすご~く近いM学習塾に申し込むことにしました。
ちなみに今まで受験した会場の中の大阪教育大学は、わたしが準2級を受験した時の会場です。
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準会場への申し込みと検定料の支払い方法
申込みは準会場実施団体へ直接行う
「個人申込者を受入可能な準会場実施団体」への申し込み手続きは、直接実施団体と行わなくてはいけません。
「~実施団体一覧表」には住所、メールアドレス、電話番号と受付時間・曜日などが掲載されています。
電話やメールで連絡を取れということでしょうか。
本会場のようにネットでサクッと申し込むわけには行かないのが少々不便なところですね。
「メールして返事を待つ」なんて方法はまだるっこしいので、電話してみることに。
M学習塾の担当者さん、「申込書を記入していただくので当方までお越しください」とのこと。
学習塾なので夜10時までやってるようです。
会社終わりに行けるのが便利ですね。
受験料は払込票で郵便局にて振り込む
電話した翌日にアポを入れ、夜20:30過ぎに訪問しました。
申込書はシンプルなものでした。
受験者の住所・氏名・電話番号と生年月日、保護者の氏名、受験級を記入。
塾で用意してくれた郵便局の「払込取扱票」を渡されました。
払込票にはこちらの住所・氏名・電話番号を記入してくれていたので、すぐに振り込みできる状態です。
M学習塾での申し込み手続きは10分ほどで完了。
週末の土曜日に買い物に行ったついでに郵貯のATMで払込を済ませました(払込票が使えるので簡単にできます)。
親切なことに、送金手数料はかかりませんでしたよ。
全ての準会場がこの支払い方式かどうかは不明です。
受験票は個人宛てには届かない
受験票は個人宛てには届かないとのことでした。
受験当日、会場にて受験者の確認手続きをするみたいです。
直接会場(M学習塾)までお越しくださいとのこと、本会場受験では必要な受験票に貼る顔写真も不要のようです。
準会場だとトータルコストが安くなる
準会場で申し込んだ場合の良い点のふたつ目は、トータルコストが安くるなるということです。
運良く近くの施設に申し込めた場合、交通費が安くなります。
本会場での受験となると、子供たちは2人とも大人料金なので、交通費は往復でそれぞれ1,000円ほどかかります。
不慣れな場所へ行かせるのは心配なので親がついて行くから、3人分とか4人分とかで交通費が合計3、4千円ほどかかります。
今回の準会場は自転車で行けるので交通機関を使う必要がありません。子供たちも知ってる場所なので親が行く必要もありません。
ということで、全ての人に当てはまるわけではないですが準会場で申し込んだ場合、次のようなオトクな点があります。
- 交通費がかからない
- 親がついていく必要がないので時間が得する(すごく楽です)
さらに、振り込んだ時に気づいたんですが、普通に受験するより検定料が安いんです。
調べたら、本会場より準会場のほうが検定料が安く設定されていました。
級 | 本会場 | 準会場 | 差額 |
1級 | 10,300円 | - | - |
準1級 | 8,400円 | - | - |
2級 | 7,400円 | 5,500円 | ▲1,900円 |
準2級 | 6,900円 | 4,900円 | ▲2,000円 |
3級 | 5,900円 | 3,900円 | ▲2,000円 |
4級 | 3,600円 | 2,600円 | ▲1,000円 |
5級 | 3,000円 | 2,000円 | ▲1,000円 |
準会場では1級、準1級の受験はありません。
準会場での検定料のほうが1,000~2,000円安くなります。
これは全ての人に当てはまる、お得なポイントですよ!
わが家の場合、2人分で3,000円安くなります。
交通費や顔写真代のことも考えると、7,000円近くものコストダウンとなりました~♪
【追記】2021年度検定料は大きく値上げ!
<2021年3月25日追記>
本記事の検定料は2020年度のものです。
2021年度は大きく値上がりしていますのでご注意ください。
検定料の値上がり額と値上げの理由や準会場申込について解説した記事はこちらになります。
個人だけど準会場で申し込んでみたい方は参考にどうぞ。
【英検】検定料が値上げで高い!本会場より準会場がお得な理由
英検の検定料、特に一般の個人申込の受入先である本会場の検定料が大きく値上がりしています。少しでも安く受験する方法として、準会場(従来は団体申込専用だった)での個人受験が可能となっていますので紹介します。英検受験の参考にどうぞ。
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次回以降も準会場で個人申し込みできるのか?
今までは準会場は団体受験者専用でした。
今回(2020年第2回)は個人受験者を受け入れ可能な準会場が設けられていました。
次回以降はどうなるんでしょうか、疑問ですよね。
申し込み手続きに訪れた際に、塾の方に世間話的に聞いてみました。
塾の担当者さん:「今回からです」
塾の担当者さん:「その予定です」
塾としては次回からも個人受験者を受け入れていきたい雰囲気でした。
ただし英語検定協会の方針次第なので、どうなるかは不明です。
個人的な予測としては、「コロナで会場確保が難しい」「大学入試改革で外部検定の重要性が上がる」などの理由から、準会場での個人受験者受入れが拡大&標準化していくのではと考えています。
もちろん、教育関係の知識などほとんどない素人の意見ですが(そうなってほしいという希望も含んだ意見です)。
【まとめ】英検を準会場で受験するメリットとデメリット
英検を本会場ではなく準会場で申し込んだ場合の便利&得する大きなポイントは2つです。
- 準会場は好きな会場を選ぶことができて便利
- 準会場は検定料が安いのでお得
ただし、注意点もあります。
お住まいの地域によっては近くに準会場がない場合もあります。
あったとしても定員数が限られていて、必ずしも申し込めるわけではないのでご注意ください。
準会場だと不便な点もあります。
準会場の場合、実施団体と直接手続きしないといけないのが少し面倒です。
検定料の支払いは郵便局の「払込取扱票」です。近くに郵便局や送金可能なATMがない場合は不便だと思います。
今後、準会場での個人受検が拡大していくかもしれません。
準会場での個人受検が可能となった場合、本記事で紹介したメリット・デメリットを参考に準会場での受検を検討してみてはどうでしょうか。
※個人受検受け入れ可能な準会場は、下の「日本英語検定協会の公式HP」をご確認ください。
個人申込できる準会場の一覧について
個人申込可能な準会場の一覧が日本英語検定協会の公式HPにて公開されています。
「外部生を受け入れ可能な準会場団体一覧」のページから閲覧できます。
ただし準会場での受験は2級~5級となりますのでご注意ください。
条件にあう会場があれば検討してみてください。
※受付開始日は団体によって異なるようです。
注意点
- 日程、実施している級もご確認ください(2級~5級となります)
- 各団体へ直接問い合わせる方式のようです
- 定員に達している場合がありますので、早めにお問い合わせすることをおすすめします
- 通っている塾や学校で募集していないかお確かめください
英検対策ができる!おすすめオンライン英会話
英検は英語の「読む・聞く・話す・書く」4技能が問われる試験です。
読み書きは自力でなんとかできるけど、「聞く・話す」は実際に会話の練習がしたいという悩みや不安はありませんか。
特に3級以上は二次試験で面接があるので絶対に対策が必要。
面接対策に悩んでいるあなたにおすすめの方法をひとつご紹介させていただきます。
(特にお子さんの英検対策のために英会話教室を検討しているならおススメの方法です。)
それは、
オンライン英会話教室を活用する方法です。
オンライン英会話は英検対策無理でしょ~と思ったあなた、こんな風に考えていませんか。
「オンライン英会話ってフィリピンとかの非ネイティブの外国人講師が多いし、日本の英検対策とかできるわけがない」
ところが、英検対策できるオンライン英会話があるんです。
ワールドトークというオンライン英会話教室です。
ワールドトークには次のような素晴らしい特徴があります。
素晴らしい特徴
- 講師の97%が「日本人講師」なので日本語で会話可能
- 英検1級を取得している講師が多数在籍
準1級までは頑張ったら取得できるけど、1級ともなると生半可な努力では無理です。
実際、学校の英語の先生でも準1級なら沢山いますが1級は少数派です。
英検1級は英語マニア、英語オタク、英語漬けじゃないと取れません(・・・らしいです)
講師自身が英検受験者だったのでもちろん英検対策は得意中の得意です。
なんと、英検の優秀賞、国連英検特A級などを持つ「スペシャル講師」も在籍しているとのこと。
凄いです。
最大のメリットは日本語が通じることではないでしょうか。
日本語が通じるメリット
- リラックスできる
- 納得いくまで質問できる
- 質問に日本語で答えてもらえる
- 文法を教えてもらえる
英会話を学ぶ場合、初心者だといきなりの外国人講師は無茶苦茶ハードルが高いです。
(・・・というか恐怖かも)
実はわが家の娘たちも某大手オンライン英会話を試したことがあるんですが、いきなりの外国人教師で一言もしゃべれず、1回だけでやめてしまいました(・・・トホホ)。
外国人講師だと敷居が高くて「怖い」英語ですが、日本語講師だと英語が「楽しい」になりますよ。
学習計画もきちんと管理してくれるので小・中学生のお子さんでも安心して利用できます。
オンライン教室ならではの次のようなメリットもあります。
オンライン教室のメリット
- 自宅でできるので送迎不要(親の手間が激減)
- 好きな時間に学習できる
- 通いの教室より安い
オンライン英会話教室のワールドトーク、けっこう良いなと思いませんか?
無料体験もできるようなので、一度試してみてはどうでしょうか♪
2次試験は通常の試験会場となります
<追記>
受験した日から2週間後の日曜、M学習塾さんより電話がありました。
合否結果の連絡でした。
そんなアフターサービスもしてくれるんですねぇ。
(嬉しいことに、ふたりとも合格してました~♪)
3級より上の級で合格した場合は2次試験(面接)があります。
2次試験は準会場ではなく一般会場のようです。
長女の受験会場はプール学院となるようです。
そういえば、わたしもプール学院で受験したなあ(若者ばかりの中にアラフィフ親父がぽつんと・・・)
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